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第10回 みね子、注射・採血のワザをスガオに伝授する!? の巻
日勤業務が終わり、帰ろうとしているみね子。そこへスガオがやってきて…。 くまみー先輩、今日の業務は終わりっすか? そうです。今、帰ろうかと。 ちょうどよかったっす。ちょっと腕を貸してください。 は? なんですか? 急に。 注射の練習をさせ
呼吸器系のアセスメント(触診編)|触覚振盪音など
触診は、視診で得た所見を裏づけるために行います。 触診で重要となるアセスメントを3つ紹介します。 ▼バイタルサインについて、まとめて読むならコチラ バイタルサインとは|目的と測定の仕方、基準値について 【関連記事】 * 異常呼吸の種類と原因|チェーンストーク
【消化器がんの患者さん】 事例で見る検査値の活かし方
検査値を患者さんの病態とどうつなげて考えればよいかわからない──。 そんな声に応えて、入院時からの経過と検査値の推移を見ながら、数値の示す意味や看護への活かし方を、4つの事例で検討します。 事例4 S状結腸がんと肝転移が明らかになった患者さん Dさん(69歳、
打診で呼吸のアセスメントをやってみよう!
打診で肺の含気状態をアセスメントすることができます。打診を行うことは稀ですが、新しい手技を身につけてステップアップしてみませんか。 今回は簡単に打診音の種類と手順を紹介します。 関連記事 ■呼吸器アセスメントのコツ―触診・打診の部位、聴診時の音 ■打診の仕方|
第3回 口腔ケアの実践~化学療法時に必要なセルフケア指導のために
がんの化学療法では 、抗がん剤の副作用が口腔粘膜に及びやすく、高頻度で口腔粘膜炎などの口腔合併症が起こります。その結果、食事や水分摂取、会話などが困難になり、患者さんのQOLが著しく阻害されます。 外来でのがん化学療法がますます増える中で、どんなケアや支援が求められるの
視診・聴診・触診から循環状態をアセスメントする!
視診・触診・聴診の3つの視点から循環器をアセスメントする方法を解説します。 視診でチェックすること 1 顔面の状態 チアノーゼ、顔面蒼白の有無を観察します。 チアノーゼの病態と観察部位 チアノーゼの原因 2 手の色調の変化(アレンテストを実施する)
呼吸器の視診|胸郭の動き・外観(樽状胸郭、鳩胸)など
患者さんの呼吸状態を真っ先に把握できるのが、視診です。視診で重要となるアセスメントを紹介します。 1 胸郭の外観 前後径と横径の比率をアセスメントします。 正常な場合は前後径:横径=1:1.5~2です。 肺気腫の場合、肺の過膨張によって「前後径:横径=1:
体圧分散用具の種類と選択のポイント
ケア用品を適切に選択するためには、どのような種類や効果があるのかを知っておかなければなりません。今回は、体圧分散用具の選択のポイントとどのような種類があるのかを解説します。 ▼体位変換・ポジショニングについて、まとめて読むならコチラ 体位変換とポジショニング ▼
最終回 放射線の基礎知識
未曾有の原発事故が起こり、連日、放射能や放射性物質に関する報道がされました。医療者として放射線に関する最低限の知識を持っておきたいものです。ここでは、放射線の基礎知識やキーワードを解説します。 放射線は「目に見えない」存在であり、その影響が死をも含む重大な健康障害に
安心・安全に輸血ケアを行うには?
リスクが高い輸血 輸血療法は小さなミスであっても生命に影響を及ぼすリスクがあります。 そのため開始してから副作用反応がないことを確認するまではどんなに経験を積んでも、緊張してしまいます。 しかし高いリスクな治療にも関わらず、他の治療に比べて学習の機会が少ないのが
【採血】血管を浮き出させる方法(3つのテクニック)
多くの看護師が苦手な「針モノ」の手技。今回は血管を浮き立たせるテクニックを紹介します。 テクニック1 穿刺部位を低くしてうっ血状態にする 駆血帯を巻いても血管が浮き出てこないときは、一度、駆血帯を外し、穿刺部位を心臓より低くしてうっ血状態をつくった後、駆血帯を締
第4回 血液ガスデータが意味すること
血液の中に含まれているガスには、酸素や二酸化炭素などがあります。 こうした血液ガスを分析することでいったい何がわかるのでしょうか。 まずは、体のしくみと血液ガスについて見ていきましょう。 ▼血液ガスについてまとめて読むならコチラ 血液ガス分析とは?基準値や読み
【12誘導心電図】正しい手順、電極の貼り方、貼付部位の探し方
みなさん、正しい位置に電極を貼り、記録することができていますか? 今回は「12誘導心電図の正しい手順」と「電極の貼付場所の目安」について、マンガで解説します。 手順1 心電図計を準備する ① 心電図計をベッドサイドに設置する 電極をつけやすくするために、患
第9回 みね子、はじめての受け持ち患者さんを思い出す、の巻
内科病棟に配属されたスガオ。プリセプターとなったSAKURAから指導を受けつつ、現場に慣れてきたある日のこと……。 くまみー先輩! お疲れさまです。 横須賀さん。どうですか? 現場に慣れてきましたか? そうっすね。内科病棟もけっこう楽しいですよ。
【心内膜炎の患者さん】 事例で見る検査値の活かし方
検査値を患者さんの病態とどうつなげて考えればよいかわからない──。 そんな声に応えて、入院時からの経過と検査値の推移を見ながら、数値の示す意味や看護への活かし方を、4つの事例で検討します。 事例3 痛みと発熱の症状から心内膜炎の診断に至った患者さん Cさん(7