「がん患者への精神的ケア」の記事一覧
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【術前・術後ケア】患者が周術期に抱く不安に対応する場面 ~直腸がん患者への術前・術後ケアより~
私の看護のエッセンス ●患者が自分らしく過ごせるように支えます。 ●患者の不安は何なのか、漠然とした言葉にならないものなのか、具体的なものなのかを明らかにします。 ●チームで患者を看ます。 ●確実なケアは信頼につながります。 事例紹介 Bさ
AYA世代|思春期と若年成人期のがん患者さんが抱える問題
「AYA(アヤ、Adolescent and Young Adult)世代」と呼ばれる10代半ば〜30代のがん患者さんは、学業の継続や就職、結婚、出産などとがんの治療が重なり、その他の世代とは違った困難があります。若い世代のがん患者さんの実態を調査している厚生労働省の研究
第45回 障がいを持っている人が感じる検診/検査のハードル
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。 そこで、患者の病いの語りをデータベースとして提供しているDIPEx-Japanのウェブサイトから、普段はなかなか耳にすることができない患者の気持ち・思い・考えを紹介しながら、よりよい看護のあり
第43回 患者さんや家族の経済的な気がかりに目を向けよう!
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。 そこで、患者の病いの語りをデータベースとして提供しているDIPEx-Japanのウェブサイトから、普段はなかなか耳にすることができない患者の気持ち・思い・考えを紹介しながら、よりよい看護のあり
【看護倫理・事例】第10回<解決編>家族が患者本人に告知を希望しないケース
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 第9回で紹介したケース【家族が患者本人に告知を希望しないケース】について、5つのポイントを確認しながら、解決策を考えてみましょう。 5つのポイント「
【看護倫理・事例】第9回<問題編>家族が患者本人に告知を希望しないケース
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 今回は、家族が患者本人に告知を希望しないケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。 ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて
最終回 母親から子どもへの伝え方
患者さんが子どもに伝える際に、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。今回は、子どもの不安をどう解消するか、患者さんの精神的負担を軽減するためにどうフォローしたらいいのかを解説します。 Q. 母親が子どもにがんについて伝える際には、どのような点に注意すればよいで
第18回 術後のパートナーとの関係についてどう伝える?
パートナーとの関係については、患者さんが一人で抱え込んでしまうことも少なくありません。看護師からのさりげないアプローチが必要となります。どのようにかかわっていくとよいのかを解説します。 Q 術後のパートナーとの関係について、どのように説明すればよいですか。 A セ
最終回 ケースで考える率直な会話のための言葉かけ
がん患者さんへの言葉かけトレーニングもいよいよ仕上げです。最終回は、これまでのレクチャーを踏まえて、2つのケースについて考えてみましょう。あなたは患者さんにどんな言葉をかけますか? Case1 転移を告げられた直後の患者さん。訪室したあなたが言葉をかけるとしたら?
第7回 【がん看護】患者さんとの会話のポイント
がん患者さんとの会話では、時に死や無念さといった深刻な話題になることも少なくありません。そんなときに、どう答えていいかわからないままに、通りいっぺんの返答をしては、患者さんとの言葉のキャッチボールは生まれません。 ここでは、看護師が自分の言葉で率直 な会話をするための基
第6回 緩和ケアへの移行時に抱えるストレス
心身状態が悪化し、生活に支障が出るなか、残された時間をどう過ごしたいかという思いを捉えることが大切です。 緩和ケアへの移行時に抱えるストレス 抗がん治療の中止は、もはやがん疾患に対する手立てがないということを意味する場合が少なくありません。その場合、患者さんにとっては
第5回 【がん】再発・転移時に抱えるストレス
再発や転移が明らかになったとき、治癒が望めなくなった衝撃とともに、身体症状も現れ始めます。治癒についての不安を解消し、信頼関係の再構築が必要です。 再発・転移時に抱えるストレス がん患者さんにとって、最も大きな苦悩の時期の一つが、再発・転移のときです。 初発のと
第4回 【がん】治療中~経過観察期のストレス
体力が回復してからも、再発・転移の不安が続く時期。不安を抱え込まないための言葉かけや情報提供を行っていくことが大切です。 治療中~経過観察期 患者さんの身体と心 入院しての手術や化学療法などの初期治療から、退院後の通院治療へと、患者さんの生活は大きく変わっていき
第3回 【がん】告知から治療方針の選択時に抱えるストレス
告知から治療方針が決定するまでは、受け入れがたい現実に対して、否認、怒り、楽観などの反応が現れる時期です。がん患者さんの抱える問題は、個々の社会背景などによってさまざまですが、いつでも支援できることを伝えておきたいものです。 告知~治療方針の選択時に抱えるストレス
第2回 ベッドサイドで看護師とかわす会話
がん患者さんの心のケアとして大切な役割を果たすのが、「ベッドサイドで看護師とかわす会話」です。では、具体的にどのように会話を進めていけばいいのか、ポイントを紹介します。 言葉のキャッチボールができるように ──日々の心のケアとして、病棟看護師は何をすればよいですか