対応が難しいケースの家族支援のコツ
- 公開日: 2014/3/24
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看護師のコミュニケーションとマナー
対応が難しい家族支援のキホン
「患者さん中心の看護」という考えが行きわたり、看護師は患者さんのことをいつも中心に考え、看護計画を立てたり、ケアを実践しています。しかし、患者さんの家族に対しては、日頃からしっかり目を向けられているでしょうか。患者さんが認知症であったり、意識がないなど、自己決定ができない場合は、家族と話し合ったり、意見を求めることもあるでしょう。しかし、患者さんが自己決定できる場合は、「患者さん中心」と思うあまり、気が付いたら家族の存在を意識していなかったということはないでしょうか。
患者さん・家族・医療者はお互いに影響を与え合う存在
患者さんと家族は、影響を与えあう存在、つまり家族あっての患者さんであり、患者さんあっての家族です。家族支援とは、患者さんと家族、それぞれ個別に対応するのではなく、患者さんと家族を丸ごとみていくことです。そして、家族を支援することは、患者さんをケアすることなのだという発想の転換が必要です。
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