第6回 呼吸ケア関連本をリサーチ
- 公開日: 2015/12/30
- 更新日: 2021/1/6
患者さんへのよりよいケアを実現するために、知識を深める努力は欠かせません。とはいえ、学会やセミナーに行く時間はなかなか取れないもの。そんなとき活用したいのが、看護の専門知識がぎゅっと詰まった書籍。そこで今回は、呼吸ケアに関する書籍を紹介します。
いつでも学べて知識も深まる
あと2カ月で、入職して丸3年。患者さんのためにもっと呼吸ケアの知識を深めたい!でも、セミナーに行く時間ってなかなか取れないんだよなあ。 たまたま帰りが一緒になった先輩に相談したら、「書籍で勉強するのはどう? 好きな時間に読めるし、現場で必要な知識も身に付くわよ。」と何冊かオススメの本を教えてもらった。 初めから難しい内容だと心が折れそうだから、復習も兼ねて、メカニズムから学べるものを読んでみよう!
『Smart nurse Books 10 やりなおしの呼吸と循環とことんマスター』
異常発見の近道は、正常な体のメカニズムを理解すること。 本書は呼吸と循環のメカニズムをイラストでわかりやすく解説。正常と異常を見分けて、患者さんの身体の中で何が起こっているのか判断する力が身に付く。 (著者:山本昌司/発売:メディカ出版/定価:2,730円)
『病気がみえるvol.4 呼吸器』
イラストや検査画像をふんだんに盛り込んでCOPD、喘息、結核をはじめとする呼吸器疾患のポイントとなる情報を徹底的に”みえる化”。 チャートやグラフ、マンガ的な表現を用いた”記憶に残る”レイアウトと表現でより理解が深まる。 (編集:医療情報科学研究所/発売:メディックメディア/定価:3,360円)
生理学って、学生のときは嫌でしょうがなかったけど、今はもっと勉強しておけばよかったって思うことが本当に多い。この機会に復習できてよかった!
★今日のつぶやき★
好きな時間に勉強できて、現場で役立つ知識を身に付けられる書籍は本当に便利。今度は、講師の話が直接聞けるセミナーに参加してみよう! 次回は呼吸ケア系のセミナーを紹介します。