災害支援ナース【災害サイクルに合わせた看護とは】
- 公開日: 2014/6/16
災害があったとき、被災地へ赴き、24時間体制で被災者に寄り添う災害支援ナース。今回は災害支援ナースについて解説します。
※本記事は、2011年5月に作成したものです。
サイクルごとに変化する医療ニーズ
災害サイクルとは
災害看護は、災害急性期における支援だけでなく、災害サイクルすべてがその対象となります。
災害サイクルは、
- ●急性期(災害発生直後~1週間)
- ●亜急性期(1週間〜6カ月)
- ●慢性期・復旧復興期(2〜3年)
- ●静穏期(3年以降)
におおよそ区分されます。
このサイクルのどの時期にあるか、そしてどのような場所にあるかが、医療・看護の主な内容を決めます。
今回の東日本大震災の場合、被災地があまりにも広域で、地震、津波、火災、そして原子力災害と各地域の災害の大きさ・種類によって初動にばらつきが生じ、支援の進行状況も異なっていることから、時期が同じであってもそのニーズは多様化しています。
災害サイクルとともに変化する看護内容
災害サイクルによる看護の内容は、次のように変化します。
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