輸液量(成人、小児の場合)は水分喪失予定量が原則
- 公開日: 2014/7/31
どんなケースにも共通する輸液管理の基本的な考え方について整理しておきましょう。
1日の輸液量=1日の水分喪失予定量
成人の場合
輸液は失われる予定分を補給するのが原則です。
成人の輸液量は、1日の水分喪失量と同じ40mL/kg/日が目安になります。
時間単位にすると1.7mL/kg/時となりますが、概算で2mL/kg/時と記憶するとよいでしょう。
小児の場合
子どもの輸液量を同様に水分喪失量から概算すると、体重あたりの1時間の輸液量は、1歳で4mL、3歳で3mL、9歳で2mLとすることができます(表)。
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