1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 薬理学・薬剤
  5. 最新治療薬ガイド【ビグアナイド薬】

【連載】不安定な血糖値はこうしてコントロール!

最新治療薬ガイド【ビグアナイド薬】

  • 公開日: 2014/8/25

ビグアナイド薬

表 ビグアナイド薬


ビグアナイド薬の作用のしくみ

ビグアナイド薬は、おもに肝臓に作用して糖新生を抑え、筋肉や脂肪細胞など末梢組織でのインスリン感受性を改善します。また、消化管からの糖の吸収を抑制し、膵β細胞を介さずに血糖を降下させます。

メトホルミンとブホルミンがあり、一般的にはメトホルミンが多く使用されています。メトホルミン単独の使用では低血糖はほとんどみられません。

ビグアナイド薬の適応と禁忌

適応

  1. 2型糖尿病 体重増加がないので、過体重・肥満の患者さんに対する第一選択
  2. 食事療法や運動療法での血糖コントロールが不十分、またはこれらにSU薬による薬物療法を加えても改善がみられない患者さんに対し併用

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

帯状疱疹ワクチンが定期接種化! 知っておきたいワクチンの基礎知識と接種の重要性

グラクソ・スミスクライン株式会社が、「帯状疱疹予防ワクチンの定期接種化の社会的意義」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、岩田 敏先生(熊本大学大学院生命科学研究部特任教授/東京医科大学微生物学分野客員教授)、永井英明先生(国立病院機構東京病院 感染症科 部長)の講演

2025/6/2