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【連載】高齢者とくすり

高齢者の薬物療法を安全に行うための3つのポイント

  • 公開日: 2014/11/20

高齢者の薬物療法を安全に行うための3つのポイントについて解説します。


ポイント1 薬は5種類まで

高齢者は複数の疾患を抱えているため、薬の数は増加してしまいます(多剤併用)。

多剤併用の問題点として

  1. ● 飲み忘れ・飲み間違い
  2. ● 処方間違い
  3. ● 薬剤間の相互作用

が挙げられます。

そこで「薬は5種類まで」を目安にする方向で意見がまとまっており(日本高齢医学会での検討の結果)、優先順位の低い薬は中止または減量していくことが求められています。

高齢者にとって優先順位が低い薬剤●重篤な有害作用が出やすい薬剤
●有害作用の頻度が多い薬剤
●効果に比べて有害作用の危険が高い薬剤

ポイント2 高齢者に適した種類と量を

高齢者は薬が効きやすいため、

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