1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 精神科
  5. 認知症
  6. 認知症の治療・ケア
  7. 第3回 帰宅欲求のある患者さんへの対応

【連載】ケアを阻む高齢者の「困った」

第3回 帰宅欲求のある患者さんへの対応

  • 公開日: 2014/12/2

帰宅欲求のある患者さんへの対応を事例を用いて解説します。


事例

  1. Cさん 女性 60歳代後半
  2. アルツハイマー病
  3. Cさんは独身の長男と同居していました。物忘れがひどくなり、妄想が出現してきたことから、介護が困難になったため受診。眠れていないようなので、治療のため入院となりました

初診時には、普通に対応ができていたので、認知機能はある程度保たれているように思われました。

しかし、夕方になると一変、「家に帰る」と言い出しました。

看護師が「悪いところがあって入院しなければいけない」と説明しても、「私は、どこも悪くないので、入院しない」と納得しません。

イメージイラスト

次は、対応方法について解説します。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

服薬コンプライアンスが低下した患者さんに関する看護計画|認知症により認知機能が低下している患者さん

認知機能が低下して服薬コンプライアンスが低下した患者さんに関する看護計画  認知症は脳の機能障害によって日常生活に支障をきたす疾患です。記憶障害や失行、失認など認知機能が低下することも知られており、服薬コンプライアンスに影響することも考えられます。そのため、今回は認知症で認

2024/10/31