1. トップ
  2. 看護記事
  3. 看護教育・制度
  4. コミュニケーション
  5. 同僚とのコミュニケーション
  6. 相手に感謝する技術~奏の杜耳鼻咽喉科クリニックのケース~

【連載】伝える技術

相手に感謝する技術~奏の杜耳鼻咽喉科クリニックのケース~

  • 公開日: 2015/3/28

「ありがとう」の一言は、相手のやる気を引き出し、働きやすい環境づくりにつながります。
とはいえ、その一言がなかなか言えないのが現状です。「ありがとう」がよい循環を生み出している「奏の杜耳鼻咽喉科クリニック」のケースを紹介します。


▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ
看護師のコミュニケーションとマナー


「ハイ」よりも「ありがとう」がもたらす効用

 開業からまもなく2年を迎える当クリニックでは、感謝の気持ちを表す言葉の「ありがとう」がスタッフ間で飛び交っています。単純なことですが、例えば患者様が来院し、私たちスタッフが診察前に問診し、問診を済ませたカルテを院長の隣にいる秘書に渡します。次々と手渡すのですが、そのたびに「ありがとう」という言葉が返ってきて、私たちも「ありがとう」と答えます。

 普通は「ハイ」と渡して、「ハイ」と受け取るところですが、「ありがとう」の言葉でやりとりをすると、こちらも相手も気持ちがよくなるのです。

 インフルエンザや花粉症が流行する時期は患者様で混み合い、スタッフも大忙しになるのですが、そういうときほど「ありがとう」が増え、忙しさによるギスギスした雰囲気をスムーズに変えているような気がします。

≫次ページは、『気持ちよくなり、自然と広まっていった「ありがとう」』です。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

スタッフ・同僚・患者へのリーダーシップ

※「スタッフにも必要なリーダーシップ」以下の閲覧はログイン(登録無料)が必要です。 1. リーダーシップの正体を探る あなたが思うリーダーシップのイメージは?  「リーダーシップ」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか。フランスの画家・ド

2020/2/6