1. トップ
  2. 看護記事
  3. 症状から探す
  4. 電解質異常
  5. 「カリウム濃度異常」への輸液療法|インアウトバランスから見る!

【連載】IN/OUTバランスと輸液

「カリウム濃度異常」への輸液療法|インアウトバランスから見る!

  • 公開日: 2015/6/21

脱水や浮腫などの症候だけでなく、腎不全、心不全、糖尿病など、さまざな疾患の原因となるIN/OUTバランス(水分出納)。ここでは、IN/OUTバランスについて解説します。


体内ではこんなことが起きている!

ナトリウムが主に細胞外液に存在するのに対し、カリウムは細胞内液の最多の成分で、体内の総カリウムの98%は細胞内液に存在します。私たちが普段血液生化学検査でみる血清カリウム値は、残りの2%に過ぎません。

カリウムの濃度異常には高カリウム血症と低カリウム血症があります。

続いては、カリウム濃度異常への輸液療法の実際について解説します。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

輸液へのインスリン製剤投与、混注時の注意点は?

Q. 維持点滴内にインスリン製剤を混ぜることがありますか? また、そのとき注意することはありますか? A. 治療状況によっては混注することもあります。メリットもありますが、デメリットもあり、施設によっては行わないところもあります。インスリン製剤使用中の患者さんには、

2019/1/19