皮膚がんについて学びたい人にオススメの1冊
- 公開日: 2015/8/20
知っておきたい知識をまとめた一冊
「皮膚がん」の成り立ちから、症状、治療や術後の再建まで、まるごとわかる一冊。
皮膚がんと一言でいうが、実際は性質も治療も違ういくつものがんの総称だ。手術で治ることが多いが再建や機能障害のケアが必要なもの、進行が早くて非常に手ごわいものなど、看護に携わるポイントも変わってくる。
本書では、皮膚科で治療する代表的ながん、「基底細胞がん」「有棘細胞がん」「メラノーマ(悪性黒色腫)」「乳房外パジェット病」「血管肉腫」を解説する。
それぞれ「治療の基本の考え方」「病型、進行度に応じた治療内容」を、可能な限りエビデンスを併せて紹介。さらに、病変や症状は豊富な写真で、また、手術後の患部の再建術がイメージしやすいようイラストやカラー画像で図説する。
植皮をした後の肌ケアや、放射線皮膚炎へのセルフケアなどについても、専門知識をもつ看護師が解説。皮膚がん患者さんにかかわる看護師に有用な情報が満載された一冊だ。
書名:皮膚がん(別冊がんサポート)
監修:吉野公二(がん・感染症センター都立駒込病院皮膚腫瘍科医長)
発行:株式会社エビデンス社
定価:1,200円(税込)
体裁:B5判92頁
発刊:2015年8月
詳しい内容についてはこちらから