ナース専科×ユースキン製薬 座談会 ナースの職業病!? 手荒れケアどうしてる?【PR】
- 公開日: 2015/9/23
座談会参加者
- 安房地域医療センター 菅原美恵さん
- 東京ベイ・浦安市川医療センター 澤 優子さん
- ケアプロ訪問看護ステーション東京 香本なぎささん
処置をするごとに、手洗いとアルコール擦式消毒を行っているナースに手荒れはつきもの。程度は違っても手荒れに悩む人は多いようです。そこで、今回は臨床で働く3人のナースに集まってもらい、手荒れやハンドケアについて話を聞きました。
手や指の清潔と健康を両立したい!
手荒れはナースの職業病!?
ー手荒れに悩んでいるナースは多いといいます。業務上の行為で手荒れの原因と考えているものを見てみると業務上欠かせないものが上位に来ています(図)。このことから、職業病ともいえるのではないかと思いますが、みなさんはいかがですか?
菅原:CCU勤務なのでかなりの頻度で消毒するため、荒れることは多いですね。事務職や外回りの仕事など社会人経験を経て看護師になりましたが、看護がこれほど手荒れをする仕事だとは予想外でした。
澤:入職と同時に手術室に配属され、ナース歴イコール私の手荒れ歴です。長時間の手袋着用や頻回の除菌・消毒による慢性的な手荒れで、皮膚の一部が黒ずむほど。皮膚科を受診したら「仕事をやめれば治る」と言われました。でも、仕事をやめるなんて。何とか手荒れを改善できればいいのですが。
香本:私も手術室に勤務していた頃はひどく荒れていました。今は訪問看護なので前よりよくなりましたが、秋冬の乾燥時期にはささくれができて、利用者さんの体に触れるときに皮膚を傷つけてしまうのではと、心配になることがあります。
澤:感染予防のために頻回にアルコール消毒をしていますが、それがより手荒れをひどくしているような気がして、かえって感染が心配です。