輸液はなぜ必要?―輸液の種類(1~3号液・TPNほか)
- 公開日: 2017/3/26
輸液の目的
輸液は、「体液管理」「栄養補給」「ルート確保」「病態治療」などを目的に使用します。
体の水分や電解質は、呼吸や汗、尿、便などから日々失われます。体の水分や電解質のバランスを維持するためには、食べ物や飲み物から補給しなければなりません。
しかし、消化管に異常があったり、全身状態の悪化などにより、必要な水分・電解質を経口摂取できない場合は、輸液で補い「体液管理」をします。
消化管が使用できなかったり、食欲不振などで必要栄養量が不足する場合には、糖質、アミノ酸、脂質やビタミン、微量元素などの栄養素を点滴で投与し「栄養補給」を行います。
輸液の種類・分類(図1)を理解して、適切なケアへとつなげることが大切です。
図1 輸液の種類・分類
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