[医薬品] ダイエット用製品による健康被害が疑われる事例が福岡県で発生
- 公開日: 2019/8/26
- 更新日: 2021/1/6
厚生労働省は8月20日、福岡県でインターネットを通じて台湾の業者から入手したダイエット用製品による健康被害が疑われる事例が発生したと発表した。主な症状は、吐き気、全身倦怠、動悸、胸痛。対象者の20代女性は、通院治療を受けて、現在は回復しているという。
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製品名は不明だが、過去に複数の自治体で健康被害事例が報告されているダイエット用製品の「ホスピタルダイエット」などと類似。福岡県が該当製品の残品で成分検査を行ったところ、医薬品成分の「シブトラミン」(食欲抑制剤)、「ヒドロクロロチアジド」、「アミロライド」、「フロセミド」(以上、利尿剤)、「ビサコジル」(便秘薬)、「フルオキセチン」(抗うつ剤)、「クロルフェニラミン」(抗ヒスタミン剤)-が検出された。県は、医薬品成分を検出した製品をホームページに掲載して、県民に注意を促している。
(厚生政策情報センター)
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