ねじ子のヒミツ手技 1st lesson
- 公開日: 2009/6/29
書誌情報
- 発売 2009年6月29日
- 版型 A5判
- ページ数 221
- 定価 2200円+税
概要
看護師さんは、医師よりも患者さんに近いところにいます。看護師さんも患者さんの話を聞いて「こういう治療がいいのに。」と思ったことはありませんか。
しかし、主治医が決めた治療方針に口出しするのは、看護師にとって相当難しいことです。 そのときに必要なのが、「理論的根拠」です。根拠と証拠がない口出しは、医学でも科学でもありません。
本書は手技の本ですが、看護師さんには手技だけじゃなくて、ぜひ理論的な背景も理解して欲しいと思っています。そのためにコラムを役立ててもらえば幸いです。
収録コンテンツ
- 採血
- 動脈採血
- 注射
- 点滴
- シリンジポンプ
- 気道確保・気管内挿管
- 中心静脈カテーテル
- 動脈ライン
- 骨髄穿刺
- 腰椎穿刺
- 胃管
- 胃洗浄
- 尿道カテーテル
- 浣腸
- 胸腔ドレーン
- 腹腔ドレーン
- 心嚢ドレナージ
- 硬膜外麻酔
著者プロフィール
森皆ねじ子
尿道カテーテル
推奨する挿入手技の変更について
挿入手技の変更
本書162~170ページの尿道カテーテルの解説で、ピンセット(鑷子)を用いた尿道カテーテルの挿入手技を説明していますが、現在は、下のイラストで示すように滅菌手袋を装着したうえで、手で尿道カテーテルを把持・挿入することを推奨します。
変更の理由
ピンセット(鑷子)で尿道カテーテルを把持して挿入すると、尿道カテーテルのバルーン部分に傷がつき、固定水が漏れるおそれがあるためです。
参考になった
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参考にならなかった
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