第11回 『OET試験対策コースと看護英語で、キャリアに活かせる留学プラン』
- 公開日: 2014/2/26
日本で正看護師として働いていても、英語しか話せない患者さんの姿をみることが多くなってきました。
特に米軍基地の近くの病院や、自衛隊病院に勤務されている方にとっては、英語を話せる力は日本でも必要な能力となっているのではないでしょうか。
また、将来、海外ボランティアで活躍したい方や、海外で正看護師として資格を取りたい方にとって、効率よく英語を勉強できる方法を見つけるのは大変重要なことだと感じております。
そういった方のニーズを満たすために、看護師の皆様向けの留学プログラムが充実してきています。
ただし、一般的な語学学校で日常会話を学ぶだけの留学では、帰国後に英語を使うところまでは到達し辛い傾向があります。その原因は、やはり看護師の現場で使う英語を学べるチャンスがなかったという一言につきます。
一般英語は英語の基礎体力を身に付け、日常生活で使う英語力をカバーしていますが、もちろん看護師として働くための英語は学べません。
看護師として英語で仕事をするのに必要な英語を学べるコースが、ズバリ“看護英語コース”です。臓器の名前や、体位変換の際のフレーズなど、医療現場で日常的に使う英語を学ぶことができます。看護英語コースを学ぶことによって、帰国後や海外ボランティアに活かせる英語力を身につけることができます。
さらに、そこから現地で正看護師資格をとるための英語力を身に付けたい方や、留学の成果を証明したい方にオススメなのが、OETという医療従事者向けの英語力判定テストです。
“OET試験対策コース”では、このOET試験に必要なボキャブラリーやフレーズ、英語の知識を身に付けます。
読む・書く・聞く・話すの4技能をA~Eまでの5段階でそれぞれ評価判定されるテストとなります。出題される内容が医療現場での申し送りや患者対応になりますので、実際の医療現場で交わされるコミュニケーション能力を総合的に測定することが可能です。
次頁からは、詳細に失敗しない留学プランをたてるコツやコースの選び方を説明致します。