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第10回 「発疹」をマスターしよう
発疹はスチバーガ®でよくみられる副作用の1つですが、多くの場合症状は軽く一過性です。まれに多形紅斑などの重篤な皮膚障害があらわれることがあり、発疹との鑑別が必要になります。第10回では、スチバーガ®による発疹の特徴や予防法、重篤な皮膚障害の症状について概説します。
食事指導を成功させるための5ステージとは?
「食べたいものが食べられないなら、悪くなっても構わない」 食事指導はベテランナースでも難しいと感じる看護です。 食事制限の必要性を説明しても、患者さんから「食べたいものが食べられないなら、悪くなっても構わない」と宣言されることがあります。 こんな
第3回 患者さんへの薬の説明ポイント
処方薬の多い現在、正しい服用のためには薬剤師、そして患者さんの最も近くにいる看護師の支援が必要になってきます。内服薬を中心に服薬支援のポイントを紹介します。 患者さん自身が必要性を認識できるようなサポートを 治療効果を上げるためには、正しく服薬が行われ
5%ブドウ糖液と生理食塩液(生食)の役割って?
治療の一環として日常的に実施される輸液。でも、なぜその輸液製剤が使われ、いつまで継続するのかなど、把握できていない看護師も意外と多いようです。まずは、輸液の考え方、輸液製剤の基本から解説します。 輸液製剤、何が違う? どう使う? 輸液製剤には、大きく水
半消化態栄養剤 「エネーボTM配合経腸用液」が発売
アボット ジャパン株式会社は、2014年5月30日に半消化態栄養剤「エネーボTM配合経腸用液」を発売しました。本剤は、医療用医薬品の半消化態栄養剤として15年ぶりの新製品です。 最大の特徴は、医薬品経腸栄養剤として国内初となる栄養成分を15種類(後述)配合しているこ
【看護倫理・事例】第4回 苦痛が目標を阻害するケース
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 今回は、患者さんの意思決定にまつわるケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。 今回のケース 起き上がりたい、でもコルセットはし
IN/OUTバランスがわかると【血液ガス】がわかる!
IN/OUTバランスに関係の深い疾患の診断や治療について、輸液の側面からみていきましょう。 疾患と輸液の関係を具体的にみることによって、IN/OUTバランスについてさらに理解を深めましょう。 アシドーシス・アルカローシス 判断の手順 手順1 pH
モンスターペイシェントへの7つの対応方法
患者さんからの暴力・暴言を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。今回は、モンスターペイシェントについて解説します。 ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー モンスター
IN/OUTバランスがわかると【腎不全】がわかる!
IN/OUTバランスに関係の深い疾患の診断や治療について、輸液の側面からみていきましょう。 疾患と輸液の関係を具体的にみることによって、IN/OUTバランスについてさらに理解を深めましょう。 腎不全の病態と輸液 腎不全には、急性腎不全と慢性腎不全
中枢神経・運動系アセスメント―意識レベルの評価と脳幹の障害の評価
アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 中枢神経・運動系のフィジ
生食とブドウ糖液は体内をどう移動する?
生食とブドウ糖液は体内をどう移動する? 輸液を1L入れても、循環血液量が1L増えるわけではありません。細胞内液と細胞外液の分布や組成の違い、特性などを知っておけば、どこに何のために輸液をするのか、輸液の目的を理解したうえで看護にあたることができます。
IN/OUTバランスがわかると【心不全】がわかる!
IN/OUTバランスに関係の深い疾患の診断や治療について、輸液の側面からみていきましょう。 疾患と輸液の関係を具体的にみることによって、IN/OUTバランスについてさらに理解を深めましょう。 ▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ 心不全の看護|
術前の4つの呼吸訓練の方法
▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 目的 術後は、以下の理由により肺・呼吸器合併症を起こしやすい状態になります。 1. 麻酔や鎮静などの作用によって分泌物が貯留し
【摂食・嚥下障害】ケア&対応の6つのワザ
ワザ1 日常ケアに機能訓練を取り入れる 口腔機能訓練を無理なく継続するためには、日常のケアの中にちょっとした機能訓練を取り入れていくとよいでしょう。 例えば、顔を拭くときに頬の筋肉をマッサージしたり、体位変換ごとに首の後ろや肩の部分をマッサージすることで、筋肉
出血のメカニズムとケアのポイント
IN/OUTバランスが崩れると、さまざまな症候があらわれ、何らかの治療が必要になってきます。 IN/OUTバランスと関係の深い病態である出血への理解を深め、的確なケアに結びつけましょう。 出血でショックになるとき 出血でもっとも注意が必要なのは、ショ