「がんの副作用ケア」の記事一覧
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第10回 「発疹」をマスターしよう
発疹はスチバーガ®でよくみられる副作用の1つですが、多くの場合症状は軽く一過性です。まれに多形紅斑などの重篤な皮膚障害があらわれることがあり、発疹との鑑別が必要になります。第10回では、スチバーガ®による発疹の特徴や予防法、重篤な皮膚障害の症状について概説します。

第9回 「間質性肺疾患」をマスターしよう
間質性肺疾患は、抗がん剤をはじめとする広範な医薬品で起こり得る副作用です。スチバーガ®でも頻度は高くありませんが起こることがあり、重篤化すると生命を脅かす可能性もあるため注意が必要です。第9回では間質性肺疾患の症状や対応について学びましょう。 間質性肺疾患とは、

第8回 「肝機能障害」をマスターしよう
スチバーガ®の副作用の1つに肝機能障害があります。頻度は高くないものの、肝機能障害は重篤化すると死亡に至ることもあるので注意が必要です。第8回では、肝機能障害の症状や発現時期と頻度、対処法を学びましょう。 肝機能障害は重篤化する場合もあるため、定期的な検査が必要です

第4回 大阪労災病院での取り組み紹介
がんの化学療法では 、抗がん剤の副作用が口腔粘膜に及びやすく、高頻度で口腔粘膜炎などの口腔合併症が起こります。その結果、食事や水分摂取、会話などが困難になり、患者さんのQOLが著しく阻害されます。 外来でのがん化学療法がますます増える中で、どんなケアや支援が求められるの

第7回 「手足症候群」をマスターしよう(その3)
第5~6回では、手足症候群の症状やセルフケアの指導法について紹介してきました。手足症候群は症状が発現したとしても、適切に対処することによって、スチバーガ®の治療を継続することができます。第7回では、手足症候群が生じたときに医療者が行う対処法についてご紹介します。 手

第6回 「手足症候群」をマスターしよう(その2)
手足症候群は命にかかわる症状ではないものの、重症化すると日常生活に制限が生じたり、治療中止になる可能性があるため、患者さんは身体的にも精神的にもつらい思いをすることになります。手足症候群の重症化を防ぐためには、患者さん自身の手足症候群への理解とセルフケアのための情報提

第5回 「手足症候群」をマスターしよう(その1)
手足症候群は、手のひらや足の裏に生じる皮膚病変で、スチバーガ®を含むさまざまな抗がん剤でみられる副作用です。重症化するとQOLが著しく低下し、治療継続がむずかしくなるため、治療前から予防法の指導を行い、症状発現時には早期に適切な対処を行うことが求められます。第5回では手足

第4回 大腸がんで使用する「経口抗がん剤」の副作用
患者さんが経口抗がん剤による治療を安全・確実に続けるためには、まずは看護師が副作用をきちんと理解する必要があります。第4回では、スチバーガ®を中心に、大腸がんで使用される経口抗がん剤の副作用について概説します。 経口抗がん剤の副作用は薬剤によって異なります 経口抗

第1回 大腸がんの基礎知識を確認!
抗がん剤の進歩や副作用対策の充実に伴い、がん患者さんは通常の生活を送りながら外来通院で治療を受けることができるようになってきました。 このシリーズでは、近年、増加傾向にある大腸がんを取り上げ、外来での対応が特に重要な経口抗がん剤の副作用マネジメントのポイントについて

第16回 排尿障害に対する対処法
婦人科がんの術後に排尿障害が起こることがあります。この場合の排尿障害は、頻尿や尿漏れよりも尿意がない、尿を出しづらいなどの排尿困難が多く見られ、残尿により他の疾患を発症する危険性もあります。どのように対応すればよいのかを解説します。 Q. 子宮頸がん等の術後に起こる

第15回 リンパ浮腫の予防法と対処法
術後にリンパ浮腫に悩まされる患者さんは少なくありません。がん患者さんの苦痛を軽減するためにも、予防法と対処法を知っておきましょう。 ▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア ▼がん化学療法についてまとめて読むならコチラ

第14回 タキサン系抗がん剤の副作用とは?
タキサン系抗がん剤は、末梢神経障害を起こしやすい代表的な抗がん剤として知られています。今回は末梢神経霜害のメカニズムと症状について解説します。 Q. タキサン系抗がん剤による末梢神経障害(しびれ)について教えてください。 A. 不可逆性が高いので悪化を防ぎ、二次的

第13回 手足症候群のケアのポイントは?
乳がんの治療でよく使用される抗がん剤による手足や爪に、自覚症状を伴う障害が現れることがあります。今回は、手足や爪に現れる障害をどのようにケアをすればいいのかを解説します。 ▼がん化学療法についてまとめて読むならコチラ がん化学療法とは?副作用の出現時期や症状別の看

第12回 抗がん剤による「脱毛」への対処法
がん化学療法では、脱毛が予測できます。脱毛はボディイメージに影響を及ぼす症状であるため、事前の説明や対処法を伝えることが大切です。今回は、対処法やヘアケア法、準備しておくとよいものについて解説します。 ▼がん化学療法についてまとめて読むならコチラ がん化学療法とは