制度・法令
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知っておきたい! 新たに保険適用となった変形性膝関節症の新治療
2023年6月1日に変形性膝関節症の新たな治療が保険適用となりました。今回は、変形性膝関節症のこれまでの治療と保険適用となった新たな治療について紹介します。 変形性膝関節症の痛みで悩んでいる人は多い 変形性膝関節症は、クッションとなっている膝の軟骨がすり減ること
令和4年度診療報酬改定で「術後疼痛管理チーム加算(A242-2)」が新設! 要件を知っておこう!
Q チームで術後疼痛管理を行うと加算が取れるって本当? A はい、要件を満たせば取れます。 術後疼痛管理チームは、麻酔科医師、看護師、薬剤師の3名以上で構成 令和4年度診療報酬改定で「術後疼痛管理チーム加算(A242-2)」が新設され1日100点(1000円)
特定行為に係る看護師の研修制度~行政の動き~
2022年2月16日(水)、「地域医療を支える特定行為研修修了者の活動と期待」をテーマに、「2021年度 特定行為研修シンポジウム」が開催されました。今回は、厚生労働省医政局看護課 看護サービス推進室の講演を中心にレポートします。 医療現場で高まるニーズ 看護師の特
「働き方改革」が重点課題 ポイントで理解する2020年度診療報酬改定
2020年度診療報酬の改定が行われました。改訂項目が多く、看護職としてどのような点に注目していけばよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、これからの看護を考えていくうえでのポイントを踏まえて、診療報酬請求を専門に医療経営のコンサルテーションを行う株式
排泄ケアチームづくりに必要な条件と求められる役割
排尿自立指導料ってなに? 2016(平成28)年度の診療報酬改定時に排尿自立指導料の告知(表1)が掲載され1)、「排尿自立指導料」が新規に保険収載されました。 表1:排尿自立指導料の実施の告知 排尿自立指導の目的は、尿道留置カテーテルを早期に抜去し、
2018年度診療報酬改定のポイント
2018年度診療報酬改定3つのポイント 2018年4月1日に診療報酬改定が施行され、皆さんが勤務する医療機関でも、改定に対応するための取り組みがなされているのではないでしょうか。これまで説明してきたように、診療報酬改定の背景には、大きな医療政策の流れがあり、現在は20
診療報酬の基礎知識
診療報酬のイメージ 皆さんは、「診療報酬」という言葉を聞いて、どのようなイメージをもちますか?お金?面倒な書類作成?興味なし?人それぞれ感じることは異なると思いますが、マイナスイメージを思い浮かべる人も多いかもしれません。では、なぜマイナスイメージを思い浮かべるの
第5回 介入事例から排尿管理を考えよう!|病棟看護師に求められる排尿の管理とケア③
「排泄」は患者さんにとって羞恥心を伴うものであり、それを他人に委ねる「排泄ケア」は看護技術の基本であるとともに、患者さんの尊厳を守るとても重要なケアに位置づけられます。よりよい排尿ケアを実現するためには、他職種や家族と連携をとりながら排尿ケアの「質の向上」が実現できるよ
第4回 包括的排尿ケアを実践しよう!|病棟看護師に求められる排尿の管理とケア②
排尿ケアにおいては、所属する医療機関や病棟によって実践されている内容が異なることが少なくありません。ここからは、排尿自立指導の導入時にも必要とされるアセスメント・評価とケアの実際について、埼玉医科大学国際医療センターの実践をもとに具体的方法を解説します。
第3回 排尿機能に関する情報を収集しよう|病棟看護師に求められる排尿の管理とケア①
排尿ケアにおいては、所属する医療機関や病棟によって実践されている内容が異なることが少なくありません。ここからは、排尿自立指導の導入時にも必要とされるアセスメント・評価とケアの実際について、埼玉医科大学国際医療センターの実践をもとに具体的方法を解説します。 排尿日誌をつ
第2回 “排尿自立指導”導入で病棟看護師にできること
診療報酬を受けるには、病棟看護師による患者さんへの指導・援助が必須条件となっていることから、何ができるのかを理解しておくことは重要です。ここでは、病棟看護師のかかわり方や動き方を解説します。 排尿自立指導にかかわるスタッフの条件とは? 院内研修で知識
第1回 “排尿自立指導料” って何?
2016年4月の診療報酬改定で、排尿自立指導料が新設されました。しかし、新設された背景や診療報酬を受けるための条件などについては、よく理解できていないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、排尿自立指導料に関する基礎的な知識を解説します。 排尿自立指
誤嚥性肺炎の患者さんのリスク因子評価と予防
誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんの肺炎予防の観点も含めると、リスク評価は重要 個人の意思やQOLを考慮した肺炎治療を行う場合も 高齢者において誤嚥のリスク評価を行うことは重要です。医療者は、市中肺炎CAP)、医療・介護関連肺炎(NHCAP)では、まず疾患終末期や老衰状態
高齢者の肺炎予防についてガイドラインで推奨していることとは?
肺炎球菌ワクチンの予防接種を強く推奨しています。併せて、口腔ケアを推奨しています。 ワクチンは2種類あり、65歳以上で定期接種も行われている 感染症の予防としてまず思い浮かぶのは、ワクチン接種だと思います。肺炎を引き起こす細菌でワクチン接種が実用化されているのは肺炎
肺炎の治療方法とは
エンピリック治療を基本として、狭域抗菌薬と広域抗菌薬を使い分けます。 重症度と耐性菌リスクに応じて使い分ける 肺炎の治療は標的治療(原因菌を同定した治療)が理想ですが、実際には原因菌が同定できるのは全症例の中で半分以下です。原因菌が不明の場合は、経験的治療(エンピリ