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第1回 画像診断の基本と注意点
画像診断とは 皆さんは「画像診断」あるいは「画像診断法」という言葉から何を想像するでしょうか。単純x線撮影、超音波、CT、あるいはMRIなどでしょうか。今日これらの画像は、医療現場のみならず、テレビドラマでも、頻繁に目にするようになっています。 このことは、画
最終回 透析療法を受容するまでの患者さんの心理
透析療法を受容するまでの患者さんの心理について解説します。 透析療法を受容するまでの患者さんの心理 1 不安 CKDのステージが進み、透析療法が必要になると週2~3回の治療を終生継続しなければならず、しかも機械に依存して生命を維持しているという特
第15回 認知症のあるCKD患者さんへの看護
認知症のあるCKD患者さんへの看護について解説します。 家族・介護者のサポートが不可欠 食事療法 認知症には記憶障害や見当識障害があり、食事療法には家族・介護者のサポートが不可欠です。 特に過食や異食の症状がある患者さんには、十分な注意が必
第12回 ホルモン療法をする前立腺がん患者の不安に寄りそう
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自分か
第9回 せん妄はなぜ起こるの?②準備因子―せん妄の発症や重症化を防ぐ!
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解
第14回 急性腎不全からCKDに移行させないためには
急性腎不全からCKDに移行させないために何をすべきかを紹介します 急性腎不全はCKDハイリスク群 急性腎不全により一度腎臓にダメージを受けている患者さんは、CKDのハイリスク群として捉え、場合によってはCKDのステージ1と考え、回復後も経過観察が必要で
【定期購読プレゼント企画】フォーリーカテーテル適正使用編⑦
日々業務で取り扱ったり目にしたりする薬や医療機器についてのクイズです。 今回のテーマは現場での使用頻度も高い「フォーリーカテーテル」です。 問題 問7 採尿バッグの導尿チューブについている部品(下図参照)は何の目的でしょうか?
第13回 食事療法を変更する患者さんのへ対応 4ステップ
糖尿病食から腎臓病食に変更する患者さんのへ対応4ステップについて紹介します。 患者さんのへ対応 4ステップ ステップ1 糖尿病の食事療法を実行できていたことを評価 ステップ2 糖尿病性腎症の病態を説明 ステップ3 栄養士による食事指導を導
【ヒヤリ・ハット】Case3 経鼻栄養チューブを誤挿入して栄養剤を注入した!
日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケ
第21回 心窩部痛を訴える患者さん(その1)
今回の事例 [りーさん より提供された事例] 冠動脈バイパス術後のリハビリ期の患者さん。術後創痛があり、ロキソニンを頓用内服していました。ある日、「お腹が痛い、痛み止めがほしい」との訴えがありました。 →この患者さんに起こっていることは?
第12回 食事制限を守れないCKD患者さんへの対応
腎臓に負担をかけないように食事が制限される食事療法は、CKDケアの核であるといえます。 しかし一方で、患者さんにとって食べることは、生活するうえでの大きな楽しみでもあります。 指導しても制限が守れない患者さんには、「守れない」理由がある場合が多く、それを明確にする
【医療プレゼンの祭典】MEDプレゼン2015開催
平成27年11月22日(日)10:00~17:00に東京お台場の日本科学未来館にて、チーム医療フォーラムによるMEDプレゼン2015が開催されます。 趣旨 MEDプレゼンとは、“医療に参加し、社会を良くしようと志す者の祭典”です。 医療・福祉・介
第3回 スキンテアの予防法は?
超高齢社会に伴い増加する高齢な患者への看護。高齢者の皮膚は、さまざまな理由から脆弱化し、些細なずれや摩擦によって、スキンテアを起こしやすい状態にあります。しかし、スキンテアの予防や処置の方法をしっかりと確立できている施設は、まだ多くはありません。 そこで、スキンテアを予
第11回 食事制限で食欲が低下したCKD患者さんへの対応
CKDの患者さんは原疾患もさまざまであり、ケアをしていくなかでさまざまな問題に直面します。 そこでここでは、事例をもとにどのように対応していけばよいのかを解説します。 食欲が低下した場合、 食べたいものを食べられる工夫を提案しましょう。 C
第11回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」⑦「炎症反応と冬眠行動」
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と