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第7回 せん妄を見逃さないためには?③うつ病との見分け方
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解
ナース専科2015年11月号『STOP! あぶないケア』
書誌情報 発売 2015年10月10日 版型 A4変形判 ページ数 120 定価 907円+税 ヒヤリ・ハットと地域看護の2大特集! 第1特集では、看護師が遭遇しやすいヒヤ
ナース専科2015年10月号『スキンケアの誤解』
書誌情報 発売 2015年9月11日 版型 A4変形判 ページ数 136 定価 907円+税 皮膚トラブルケアの3大特集! 巻頭特集「スキンケアの誤解」では、病棟の看護師が
第23回 カルシウムはどう調節されている?
カルシウムは、ナトリウムやカリウムに比べれば臨床検査で測定される頻度が少ないですが、一般には最もよく知られているミネラルと言ってよいでしょう。その血中濃度は厳密に調節され、体内でさまざまな生理作用を発揮します。 また、カルシウムには他のミネラルとは異なった特色が数多
【ヒヤリ・ハット】Case1 薬剤の投与経路を間違ってしまった!
日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケ
第22回 電解質―クロール
血清の電解質濃度を調べる際に、Na(ナトリウム)、K(カリウム)とともにセットで測定されるCl(クロール)濃度。皆さんはこのClについて、どれだけのことを知っているでしょうか? 「いつも採血項目に入っているけれど、何のために測っているのかわからない」という人も多いで
第5回 医療面接のポイント
CKDはステージごとに進行するため、それに応じた治療やケアを行わなければなりません。 各ステージの特徴・治療を理解し、ケアのポイントを確認していきましょう。 医療面接とは? 医療面接は、初診時に医師によって行われるものですが、看護師が情報収集を行
第9回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」⑤「冬眠」行動
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と
第4回 尿たんぱくとeGFRに注目する
CKDのケアには、早期発見が何よりも大切になります。 そのためには、患者さんのどんな徴候をキャッチし、どんなポイントを踏まえておけばよいのか確認しましょう。 1 自覚症状からは早期発見はできない これまでは、健康診断で尿たんぱくが陽性だったとして
【グリーフケア】看護師はどう関わる? 死別で感じる4つの悲嘆とは
家族との死別により、睡眠の不調を訴える人が8割以上という調査結果がでました。今回は、グリーフケアにどう看護師がかかわっていくとよいのかを解説します。 日本人が感じる4つの悲嘆 病気で家族を亡くした人には、心身に多様な障害・症状が現れます。 睡眠障
第3回 CKDのリスクファクターと進行と経過
腎臓にはどのような機能があり、どのような役割を果たしているのでしょうか。 ここでは、CKDを理解するのに欠かせない腎臓の解剖生理やメカニズム、CKDの経過とリスクなどの基礎知識を解説します。 主な原因 CKDは総体的な概念であることから、そこには
第3回 ⺟乳ってすごい!②流行している感染症への特効薬
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 母乳は免疫力アップに役立つ! 母乳は新生児~乳児にとって最良の栄養です。 産後の数日間に分泌される母乳(初乳)は、抗感染物質・免疫物質
【看護師のマナー】第22回 食事、旅館・ホテルのマナー
食事のマナー 各お料理の食事の際のマナーをおさらいしましょう。 日本料理 懐石料理は、それぞれが小鉢に盛られているので、一つひとつの小鉢を手に取って、食べましょう。 美しい細工を眺めてから、まずは前菜を。ひとつのお皿に盛られているものなら、左側にある料
第2回 腎臓の構造と機能
腎臓にはどのような機能があり、どのような役割を果たしているのでしょうか。 ここでは、CKDを理解するのに欠かせない腎臓の解剖生理やメカニズム、CKDの経過とリスクなどの基礎知識を解説してもらいました。 腎臓の構造 腎臓はソラマメのような形をした左
【輸液製剤】誰もが経験する「コアリング」って?
輸液製剤について、医療過誤につながるリスクのあるトピックスを2つ紹介します。 輸液容器の「コアリング」に注意! 輸液製剤は無菌性を保つために密封容器※1または気密容器に入っています。ゴム栓は、密封性を高めるために容器口部周縁部から圧縮される力を受けるよ