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点滴の投与量と投与速度はどう決められている?
輸液管理にはさまざまな確認事項があります。ここでは、輸液を行う看護師が確実に押さえておきたい内容をまとめて解説します。 投与量と投与速度のキホンを知っておこう 維持輸液では、中心静脈を用いる場合は100mL時間を24時間かけて連続投与します。末梢静脈か

第7回 正しくできてる?薬剤の保管
薬剤は、保存方法が適切でなければ、薬効に影響が出る可能性も少なくありません。また、保管を厳格に求められる薬剤もあります。病棟の慣習や思い込みなどで保管しないよう、あなたの病棟の保管方法を再度見直してみましょう。 医薬品は法律によって取り扱い方法が定められてい

【問題7】抗生剤と生食100mlを、60分間 小児用ルートで投与する時、10秒間の滴下数は?
問題 小児用ルートを使用して、●●抗生剤を、100ml生理食塩水で溶解して、60分間で投与する指示を受けました。 10秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです 解答 約17滴 解説

ばち状指、膨疹・丘疹・膿疱・水疱・結節の見方|皮膚・爪のアセスメント
アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 皮膚・爪のフィジカルアセ

第5回 電解質-ナトリウム
ナトリウムは細胞外液の浸透圧に最も大きく寄与する電解質です。 ナトリウム濃度が上昇・低下して浸透圧が狂うと、それをやわらげる方向に、細胞内外の間で水の移動が起こります。すなわち、低ナトリウムで外液の浸透圧が下がれば、細胞外の水が細胞内に移動し(細胞内浮腫)、逆に高ナ

【問題6】500mlを60ml/h 成人用ルートで投与する時、30秒間の滴下数は?
問題 成人用ルートを使用して、○○輸液500mlを60ml/hで投与する指示を受けました。 30秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです 解答 10滴 解説 成人用ルートは1ml

第11回 「高血圧」をマスターしよう
スチバーガ®の副作用として高血圧があらわれることがあり、日本人で発現頻度が高いと報告されています。第11回ではスチバーガ®の副作用としての高血圧の特徴、発現時期、対処法などについて概説します。 高血圧は放置しておくと重症化する恐れがあります 高

ハイリスク薬と配合変化にどう対応する?
輸液管理にはさまざまな確認事項があります。ここでは、輸液を行う看護師が確実に押さえておきたい内容をまとめて解説します。 特に注意が必要な輸液製剤を知っておく 注意が必要な薬剤には「ハイリスク薬」というものがあります。その定義は医療施設により異なりますが

第6回 「薬が飲みにくい」と言われたときの工夫
処方薬の多い現在、正しい服用のためには薬剤師、そして患者さんの最も近くにいる看護師の支援が必要になってきます。内服薬を中心に服薬支援のポイントを紹介します。 患者さんに「薬が飲みにくい」と言われたら 患者さんから薬が飲みにくいという訴えがあれば、飲みや

【看護倫理・事例】第7回<問題編> マンパワー不足によるジレンマ
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 今回は、患者さんの意思決定にまつわるケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。 「せめてトイレに行って排泄したい」と訴える患者さんを、なん

第11回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会
日本褥瘡学会のこれまでの取り組みと今後について 7月11日(金)・12日(土)に第11回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会(会長 溝上祐子・公益社団法人日本看護協会 看護研修学校 認定看護師教育課程 課程長)が開催されました。 今回は、特別講演「わが国にお

【問題5】200mlを50ml/h 成人用ルートで投与する時、4秒間の滴下数は?
問題 成人用ルートを使用して、△△輸液200mlを50ml/hで投与する指示を受けました。 4秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです。 解答 約1滴 解説 成人用ルートは1

2交代勤務の問題点。2交代勤務を乗り切る睡眠のコツ
2交替勤務は、生活や健康にどのように影響するのかを解説します。 2交替長時間夜勤は安全・健康・生活に問題 1 安全性 まずは「安全性」についてです。 長時間夜勤は、日中に進展した疲労に加え、本来睡眠に適した夜間に起き続けるため、安全性に悪影

第4回 酸素投与と呼吸生理
▼酸素療法についてまとめて読むならコチラ 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護 前回に続いて、呼吸生理を理解するのに欠かせない気体の「量(個数)」・「濃さ」・「体積」について解説していきます。 気体の「量」・「濃さ」・「体積」 気体の

腹部の触診、肝臓・腎臓の打診|消化器のフィジカルアセスメント(2)
アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 関連記事 消化器アセスメント視