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【レントゲン写真】どうせわからないと見て見ぬふりしていませんか?

  • 公開日: 2014/3/27

書籍紹介

大変な労力を伴う検査出し

病棟にはレントゲン写真やCT画像をはじめ、いろいろな画像があふれています。しかし活用しているナースは少ないのではないでしょうか。

例えば、CT撮影するために呼吸器装着中の患者さんをベッドからストレッチャー、そして検査台に移動。検査が終了したら、逆の作業を行います。

この作業は神経・時間・体力を総動員するので、とても大変です。

そんな労力を使う検査出し。その検査結果を読むことができ、患者によい看護を提供できれば労力は報われるはず。

基礎から学ぶことはあまり良い方法ではない

整形外科医に循環器患者の胸部X-Pの解読を依頼しても、多くの情報は得られことからもわかるように、画像を正しく読むことは簡単ではありません。

そのため看護師が画像診断学の基礎を学ぶことはあまり良い方法ではありません。

『ケアに使える画像の見かた』は看護師がパラパラめくって眺めてもらえるくらいやさしい内容という条件で執筆されました。

眺めているとすんなりと理解できる

カンタンな文章や単語で書かれているので、眺めているとすんなりと理解できるはず。さらに目からウロコな情報が掲載されています。

例えば、エコー診断時にゼリーを使用します。

その理由は「超音波は空気を通過しにくいため、プローブと身体の間に空気の隙間ができないようにゼリーを使って、空間を埋めている」だそうです。

プローブを動かしやすくするために、ゼリーを使用していると思っていた方が多いはず。

気が向いたときに、パラパラめくって読んでみると、いろんな知識を習得できる1冊です。

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