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与薬ミスへの不安を解消する

  • 公開日: 2014/5/12
  • 更新日: 2021/1/5

書籍紹介

与薬ミスへの不安

全都立病院で報告されたレポート(平成21年4月~平成22年3月)によると、いちばん多かったインシデントは薬剤関連だったそうです。

与薬ミスは大きな健康被害に直結しやすいので、製薬会社や病院組織を筆頭に、さまざまな取り組みが行われています。

例えば、副腎皮質ステロイドのサクシゾンを使用すべき患者に筋弛緩薬であるサクシンを誤って投与し死亡事故が起きたため、サクシンはスキサメトニウムと名称が変更されました。

また急速静注による事故が多かったカリウム製剤は三方活栓に接続できない仕様に変更されました。

このような取り組みがされていますが、与薬ミスへの不安は多くのナースが感じているのではないでしょうか。

そんなナースのために『絶対に間違えてはいけないハイリスク薬』を紹介します。

あいまいだった知識や行動指針が明らかに

本書は、実際の薬剤事故をもとに、与薬ミス防止のための具体的な行動指針を解説しています。

本書内の「身近にあるハイリスク薬」では高濃度カリウム製剤を急速静注し、患者が死亡した事例を取り上げています。

事例を読んでいると、思わず目を背けたくなりますが、あいまいな知識で高濃度カリウム製剤を取り扱ってはいけないことを実感します。

そして急速投与が禁忌である根拠と薬理作用を解説。

さらにプレフィルドシリンジタイプを院内で採用するなどの具体的な行動指針をまとめています。

タイトルは重々しくハードルが高いと感じますがぜひ読んでみることをおすすめします。あいまいだった知識や行動指針が明らかになり、与薬ミスへの不安が軽減するはずです。

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