1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. がん
  5. がんの検査・治療全般
  6. 「腫瘍マーカー陽性=がんの発症」と考えていい?

【連載】検査値Q/A

「腫瘍マーカー陽性=がんの発症」と考えていい?

  • 公開日: 2016/2/16
  • 更新日: 2021/1/6

症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。


Q 「腫瘍マーカー陽性=がんの発症」と考えていい?

A 腫瘍マーカーの結果だけでは判断できません

この検査値を攻略イラスト

「腫瘍マーカー」の3つの目的

  1. がんの診断
  2. 治療効果の判定
  3. 再発の有無の判断

実際にがんがある患者さんのうち陽性になる確率を「感度」といいますが、この感度が100%の腫瘍マーカーはなく、30%程度しかないマーカーもあります。

つまり陰性だからといって、がんを否定することはできません

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

肺がんで放射線療法を実施している患者さんに関する看護計画

肺がんに対する放射線療法で皮膚障害が起こる可能性がある患者さんの看護計画  肺がんとは肺に発生じる原発性と、他の臓器から肺に転移して発生する転移性があります。進行度や転移の状況など総合的に判断して手術療法、化学療法、放射線療法が単独あるいは組み合わせて選択されます。今回は放

2025/3/25