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【連載】ケアを阻む高齢者の「困った」

第4回 易怒的な様子を見せる理由とは?

  • 公開日: 2014/12/3

事例を用いて、易怒的な様子を見せる患者さんへの対応方法を解説します。


事例

  1. Dさん 男性 70歳代
  2. 脳血管性認知症
  3. Dさんは、脳梗塞によって脳血管性認知症を発症。家族(妻と子供)と同居していましたが、麻痺のためにあまり自分で身体を動かせない状態になり、認知症の進行に伴い、記憶障害が悪化、発語が少なくなってきたことで入院することになりました。

Dさんはおむつ交換や入浴介助のときに、介助者へ手を上げる行動を見せることから、易怒的な患者さんとの報告がありました。

イメージイラスト

続いて、対応方法について解説します。

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