RSウイルスの治療と感染対策について
- 公開日: 2014/12/12
国立感染症研究所の報告によると、RSウイルス感染症患者数は11月24~30日で5459人に達し、過去最多となりました。
RSウイルス感染症とは?
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
RSウイルスはどこにでも存在し、何度も感染と発症を繰り返しますが、ほぼ100%の子供が2歳までに少なくとも1回は感染するとされています。
症状は、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。
初めて感染し、発症した場合は重症化しやすく、細気管支炎、肺炎症状を引き起こすことがあります。
また高齢患者さんや免疫不全状態の患者さんの場合などでも、重症化することがあります。
感染経路は主に以下の3つが挙げられます。
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