【動画】経口挿管の介助について知っておこう
- 公開日: 2017/9/14
経口挿管を行う際、看護師はどのような介助を行うとよいのでしょうか。
動画でどう動けばよいのかを確認しておきましょう。
挿管を開始する前に以下のようの物品を用意しておくとよいでしょう。
①吸引チューブ
②挿管後チューブを固定するためのテープ
③ゴーグル
④バイトブロック
⑤比色式CO2検出器
⑥聴診器
⑦カフ圧計
⑧シリンジ
⑨喉頭鏡
⑩キシロカインスプレー
⑪スタイレト
⑫円形枕
⑬気管チューブ
⑭バッグバルブマスク
動画で流れを確認しよう!
経口挿管の介助
1.バッグバルブマスクで換気を行い、SpO2をできるだけ上昇させてから挿管操作を開始
2.看護師は定期的にモニターを確認してSpO2の数値を確認して医師に伝える
3.患者さんを開口させる
4.ブレード先端が挿入方向に向くようにして喉頭鏡を渡す
5.喉頭鏡を使用し、喉頭展開をする
6.気管内チューブを準備する
7.声帯を見やすくするために、介助者は医師の指示に従い甲状軟骨の圧迫を行う
8.気管内チューブはすぐに挿入できる方向で手渡す
9.右口角を広げチューブ挿入を介助する
10.スタイレットを抜く
11.挿入できたら、カフに空気を入れる
12.バイトブロックを入れ、チューブを噛まれないようにする
13.正しく挿管されているかを胸の上がり、呼気中の二酸化炭素濃度の確認、呼気時のチューブのくもり、聴診によってチェック
14.正しく挿管されていたらチューブを固定する
15.固定が終わったら人工呼吸器の準備ができるまで用手換気を続ける