1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 透析・腎臓内科
  5. 透析
  6. 第13回 透析患者さんの観察やシャント管理のポイントは?

【連載】見直そう! CKD・透析ケア

第13回 透析患者さんの観察やシャント管理のポイントは?

  • 公開日: 2017/9/25

シャントの狭窄に注意して観察する

 シャントは透析患者さんの命綱と言っても過言ではありません。ですが残念ながらシャント閉塞は突然起こることが多く、透析患者さんのQOLを低下させる要因になりかねません。シャント閉塞は血圧の著明な低下や脱水などでも起こりますが、その多くは血管が狭くなった部位(狭窄部位)に血の固まり(血栓)ができ、血管が詰まってしまうことが原因となります。狭窄が出現するとシャントはさまざまな信号を送りますので、普段からちょっとした変化に気づき、早期に発見できれば、患者さんへの侵襲も最小限に抑えられます。
狭窄部位からの信号を逃さない観察ポイント「看て・聴いて・触って」についてお話します。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

透析時の輸血の手順と注意点を知りたい!|トラブルシューティング

 血液透析中の輸血療法は、実際にはエビデンスや指針、マニュアルがなく、各施設でいろいろなルールを決めて施行しているのが現状です。しかしながら、透析に伴う血液循環動態の変動などのリスクもある中での輸血療法は、通常の輸血副反応に加えて、体液量の過剰、高カリウム血症にも注意が必要と

2025/6/4