10月29日は世界脳卒中デー
- 公開日: 2022/10/29
各地で啓発イベント開催
2006年10月、国際脳卒中学会(理事長:山口武典)と世界脳卒中連盟が統合し、世界脳卒中機構(World Stroke Organization:WSO)が結成されたことを記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることが宣言されました。
日本脳卒中協会(理事長:峰松一夫)は、10月の1カ月間を「脳卒中月間」として、さまざまな啓発活動を展開しています。
世界脳卒中デーである10月29日においても、「Minutes can save lives:迅速な受診が人生救う!」をテーマに世界各地で啓発イベントが計画されており、日本では、札幌テレビ塔(北海道)、松本城(長野県)、太陽の塔(大阪府)、熊本城(熊本県)など、全国49の建造物がシンボルカラーのインディゴ・ブルーにライトアップされる予定です。
◆2022年のライトアップ予定(※予定は変更されることがあります)
http://www.jsa-web.org/citizen_event/5669.html
ほかに、脳卒中患者さんの体験や気持ちを伝える「脳卒中体験者インタビュー」の動画がウェブサイト上で公開されており、テレビアニメシリーズ『忍たま乱太郎』の原作者である漫画家の尼子騒兵衛さんと脳神経外科医の瀧琢有さんとの対談形式で、脳卒中の実体験や専門家によるアドバイスが紹介されています。
◆脳卒中体験者インタビュー
http://www.jsa-web.org/citizen/3565.html
今年の「脳卒中月間」の標語は「脳卒中 予防に勝る 薬なし」です。そして、世界脳卒中デーのテーマは昨年と同じく「Minutes can save lives:迅速な受診が人生救う!」です。
日本脳卒中協会では、脳卒中月間の標語と世界脳卒中デーのテーマを合わせ、「脳卒中 予防に勝る 薬なし もし発症したら minutes can save lives、迅速な受診が人生救う!」を合⾔葉に、脳卒中の原因となる生活習慣や病気を知って予防すること、そして、万が⼀のために脳卒中の症状を知り、脳卒中かな? と思ったときはすぐ救急車を呼ぶことが、後遺症を軽くして人生を救うことに繋がることを普及させていきます。