11月14日は世界糖尿病デー
- 公開日: 2022/11/14
世界糖尿病デーとは
世界糖尿病デーとは、糖尿病の脅威に対応するために、IDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年に国連で公式に認定されたものです。インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日である11月14日を世界糖尿病デーとし、全世界で糖尿病の予防や治療継続の重要性について周知する重要な機会となっています。
2022年のテーマは「アドボカシー ~偏見にNO!~」
2022年の世界糖尿病デーのテーマは、「アドボカシー ~偏見にNO!~」です。アドボカシーは、「権利擁護」や「代弁」などの意味を持ち、糖尿病領域においては、患者さんの権利を守り、不当な偏見をなくすために、医療者と患者さんが共に行政や社会の理解を得るために行う活動のことを指すとされています。
また、世界糖尿病デーでは、国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をイメージしてデザインされた「ブルーサークル」がシンボルマークとして用いられ、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンが行われます。
日本各地でイベント開催
日本においても、日本糖尿病学会や日本糖尿病協会が中心となり、さまざまな啓発活動が行われます。全国各地の建造物が糖尿病啓発のシンボルカラーであるブルーにライトアップされるほか、11月14日を含む1週間を「全国糖尿病週間」として、全国各地で一般向けの講演会や健康相談、バーチャルウォークラリー、小児糖尿病のバーチャルキャンプ、街頭での広報活動なども実施されます。
世界糖尿病デー関連イベント(一部抜粋)
◆2022ブルーライトアップ&イベント
https://www.wddj.jp/event/
◆歩いて学ぶ糖尿病バーチャルウォークラリー(2022年11月19日開催)
https://www.nittokyo.or.jp/modules/information/index.php?content_id=188
◆小児糖尿病バーチャルキャンプ(2022年11月20日開催)
https://www.nittokyo.or.jp/modules/information/index.php?content_id=158