窒息事故に注意！ 高齢者も食べやすいなめらかなお餅とは？

季節に合わせた食事を提供できる工夫を紹介！

　一般的に加齢とともに食べる力は衰えていきます。顎の筋力低下、歯の欠損、唾液の減少、といった機能低下や、五感の低下などから誤嚥につながりやすく肺炎を引き起こすことも。

　お餅による窒息死亡事故の約4割が1月に発生しており、正月三が日に集中しています^1）。お餅を楽しむ機会が多いお正月、高齢の方は特に注意が必要です。

　餅ゼリーは高齢者にも食べやすいなめらかなお餅。お餅の「くっつく」「はりつく」「飲み込みづらい」というリスクを軽減し、嚥下機能に不安のある高齢の方でも飲み込みやすいメニューとなっています。

　餅ゼリーは「そく粥つるり」（ニュートリー株式会社）で簡単に作ることができます。安心して楽しくお正月を過ごすために、餅ゼリーを上手に活用してみてはいかがでしょうか。

餅ゼリーを使ったレシピ「いそべもち」
https://www.nutri.co.jp/nutrition/recipe/detail/002762.html

ニュートリーでは、この他にも季節に合わせた嚥下食レシピを紹介しています。
ニュートリー株式会社「嚥下食レシピ」
https://www.nutri.co.jp/nutrition/recipe/index.html

引用文献

1）消費者庁：消費者への注意喚起 年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう-（2023年12月25日閲覧）https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_046/