1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. HealthDay News
  5. 自殺未遂者のうち精神疾患の既往がない人ほど身体所見の重症度が高い

【連載】【HealthDay News】メディカル・ヘルスケア関連のニュースをお届け

自殺未遂者のうち精神疾患の既往がない人ほど身体所見の重症度が高い

  • 公開日: 2024/1/16

 精神疾患は自殺の主な危険因子の一つであり、自殺予防対策では精神疾患のある人への支援が重要視されている。秋田大学大学院看護学講座の丹治史也氏らが秋田市内の自殺未遂者のデータを分析した結果、精神疾患の既往のない人は、その既往がある人と比べて、致死性の高い自殺企図の手段を選ぶ傾向があり、身体所見の重症度も高いことが分かった。同氏らは、精神疾患のある人だけでなく、精神疾患のない人にも配慮した自殺予防対策が重要だとしている。詳細は「Journal of Primary Care & Community Health」に11月19日掲載された。

イメージカット

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

慢性蕁麻疹に最も効果的な治療薬は何?

NEW

 皮膚に強いかゆみを伴う隆起した膨疹(みみず腫れ)が生じる蕁麻疹のうち、発症後6週間以上が経過したものを慢性蕁麻疹という。このほど新たな研究で、慢性蕁麻疹のかゆみや腫れの軽減に最も効果的な治療法は、注射用抗体薬のオマリズマブと未承認の錠剤remibrutinib(レミブルチニ

2025/8/15