NPPVの条件設定とモニタリングの手順
- 公開日: 2014/3/27
NPPVは急性期ではほぼ24時間、慢性期ではたとえ睡眠中だけの患者さんでも、毎日、装着し続けるものです。
患者さんが拒否したり、嫌悪感を抱かないためには、最初が肝心です。
スムーズな導入のための手順を頭に入れておきましょう。
NPPVの条件設定とモニタリング
患者さんにマスクがフィットすることを確認したら、マスクと回路をつないで、条件設定に入ります。
NPPVの条件設定の手順は、
- ●酸素投与量
- ●換気モード(S/T・Tモード)
- ●処方圧
- ●呼吸数
です。
パルスオキシメーターなどでモニタリングしながら、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)>90%を目指して十分な量の酸素を流します。
次に、血液ガスデータをもとに、一回換気量が増えるようにIPAPを上げたり、酸素化が悪ければEPAPを上げるなどで処方圧を調整します。
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