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第4回 重症患者さんの栄養管理で早期から腸管を使用する意義とは
Q. 腸管を利用する意義はどこにあるの? A. 小腸粘膜の萎縮を防ぎ、感染性合併症による侵襲を減らすことで、重症度を高めない良好な長期予後の獲得が期待できます。 腸管の飢餓状態で引き起こされるBTを防ぐ 小腸の絨毛は最も細胞分裂の活発な組織
術中の血糖トラブルを防ぐために手術室に申し送るべき情報って?
Q. 糖尿病患者さんが手術を受けるとき、手術室の看護師に伝えておくべき患者さんの情報には、どのようなものがありますか? A. 糖尿病薬でも効果の持続するSU薬や持効型溶解インスリンを直前まで使用していた場合は、低血糖となるおそれがあるため、使用した時間、期間などを伝
わかって身につく! 母性・小児看護の知識と実践
母性看護は、妊娠・分娩・産褥期の女性にあって、疾病の治癒よりも予防や健康の維持を目的とするケアが多くを占めます。一方で小児看護は、成長・発達の特徴をとらえ、小児への支援はもちろん、さまざまな不安や戸惑いをかかえている家族に対して、育児を安心して行えるようサポートしていく
個別テーマについての検討状況|第2回報告書(2005年4月〜6月)
手術等における異物残存 平成16年10月1日から平成17年6月30日の間に治療・処置等における異物残存の事例が22件報告されている。今回はその中でも事例が集積してきた手術場面での異物残存に18件の関する分析を行った。このうち2件については訪問調査を行った。 なお
記事満足度調査|2018年9月9日~9月15日
2018年9月9日~9月15日までに公開した記事について聞きました。 今回の回答者は88人です。 この期間に公開された記事はこちら それぞれの記事について満足度 とても満足、やや満足、やや不満足、不満足、読んでいないの5段階に分けて、それぞれの記事を
抗リウマチ剤(メトトレキサート)の 過剰投与に伴う骨髄抑制
抗リウマチ剤(メトトレキサート)の過剰投与に伴い骨髄抑制をきたした事例が報告されています(集計期間:2004年10月~2006年9月30日、第3回および第7回報告書「共有すべき医療事故情報」に掲載)。 抗リウマチ剤として使用されるメトトレキサートは、休薬期間が必要
看護の力で成し得るー多角的・複合的ながん患者の緩和ケア
がん患者の痛みや苦しみは、治療による副作用やがんそのものによるものだけでなく、社会的・精神的・スピリチュアルなものなどさまざまです。さらに外来による治療や在宅による看取りが増えている現在、患者の痛みは複合的に絡み合い、個別性に富んでいます。いまやがん患者への緩和ケアは、
第33問 心房頻拍、心房細動、心房粗動の略語の組み合わせで正しいのはどれか?
【問題】心房頻拍、心房細動、心房粗動の略語の組み合わせで正しいのはどれか? 次の中から正しいと思うものを選んでください。 1)心房頻拍-AT、心房細動-AFL、心房粗動-AF 2)心房頻拍-SVT、心房細動-AF、心房粗動-AT 3)心房頻拍-AV
第3回 侵襲時の患者さんの腸管はどうなっているの?
Q. 重症患者の腸管はどうなっているの? A. 腸管の血流は低下し、蠕動運動も抑制されますが、消化吸収機能は維持されています。 血流と運動の低下が顕著に 侵襲時は、Q1の神経―内分泌反応によりカテコラミンが大量に放出されます。特に、出血性ショッ
低血糖を起こしやすい患者さんや治療って?
Q. 急激な血糖低下のリスクが高いのは、どのような治療、またはどのような患者さんですか? A. 糖尿病の治療方法が変更になった患者さんには注意が必要です。特にインスリン製剤やSU薬を使用している患者さんに気をつけましょう。食事や輸液の変更も同様です。
第1回 無痛分娩の麻酔の適応、方法、禁忌、外来での説明
はじめに 太古の昔より、人類はお産によって子孫を残してきました。 その痛みについては、いままでの人生で経験したことのない計り知れないほどものといわれ、女性にとっては母親になるためのいわば登竜門として知られてきました。その一方で、陣痛の痛みに関して医学的に緩
個別テーマについての検討状況|第1回報告書(2005年1月〜3月)
手術等における異物残存 報告された事故事例のうち、手術等における異物残存に関するものは平成16年10月から平成17年3月までの6ヶ月間で16件であった。このうち、5件の事例については個別医療機関に調査を行い情報収集した。 異物の内容としては、ガーゼ(2
県内唯一の大学病院として 研修・教育に注力 看護師が中心となり 県内の医療の「道標」に<和歌山県立医科大学附属病院>【PR】
「私達は安全で質の高い医療を提供し、地域の保健医療の向上に貢献します」を理念に掲げる和歌山県立医科大学附属病院は、県内唯一の大学病院として、質の高い医学研究を基に高度医療を推進すると共に、医学教育・研修にも力を入れています。また、県内全体の医療レベルを底上げするための活
救急救命士の力を ERで生かす! 業務分担と連携で 円滑な救急看護の実現へ<平成立石病院>【PR】
地域の急性期・救急医療を担いたいという思いで創設された平成立石病院は、開設以来東京都東北部の地域医療を支えています。東京都救急搬送患者受入体制強化モデル病院にも指定され、積極的に救急外来への救急救命士導入を図っています。救急救命士たちはどのように活躍し、それにより看護は
インスリン含量の誤認
インスリン過剰投与に伴い低血糖をきたした事例が6件報告されています(集計期間:2004年10月~2006年9月30日、第4回および第6回報告書「共有すべき医療事故情報」に掲載)。そのうち、バイアルの「100単位/ml」という表示の誤認に起因する事例が報告されています。