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第9回【環境管理編】環境整備のとき、消毒薬使用は必須?
多剤耐性菌や感染性胃腸炎などに罹患している患者さんとそうでない患者さんの病室の環境整備を行う際、どのような区別をしていますか?消毒薬を使い分けたりする必要があるのかどうか迷ったことはありませんか? 今回は、そんな病室の環境整備を行う際の消毒薬の使い分けについて解説してい

第8回【廃棄物管理編】バイオハザードマークを使う分類って?
廃棄物管理については、まずは基準を知って、適切な廃棄を行いましょう。 Q. 廃棄物の処理方法で誤っているものはどれですか? (1)感染性の廃棄物の内容物の表示(バイオハザードマーク)で、鋭利物は黄色、固形状の可燃および不燃物は橙色、液状/泥状のものは赤

第15回 検査が怖いという患者さんの不安を和らげるには?
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自分か

第18回 認知症患者の家族の心理
認知症患者の家族の心理 認知症の人の介護に家族は不可欠な存在です。認知症の人のおおよそ3分の2の人は家族の介護を受けながら生活しています。通所施設や入所施設での介護でもさまざまな場面で家族が関係します。このため認知症の人をかかえる家族の心理について理解をしておくこと

【第17回日本褥瘡学会Close UP! 】③褥瘡評価スケールの違い/褥瘡治癒遷延の要因
平成27年 8月28日(金)・29日(土)に仙台国際センターにて第17回日本褥瘡学会学術集会が開催されました。本大会では館 正弘先生(東北大学大学院医学系研究科形成外科教授)が大会長を務め、『先進的褥瘡研究の推進』をテーマに、初学者向けのスキルアップセミナーから褥瘡栄養学

第7回 看護にとって「病気」とは? ―看護のものさし④生命力の幅を広げる援助
そもそも「看護」って何だろう?何をすれば看護といえるのだろう?本連載では、看護とはどのようなことであり、どのような視点で患者を観察し、また記録するのかについて、ナイチンゲールに学びながら解説します。 さて本連載の第6回で「生命力を消耗させているものや状態」が

第17回 認知症患者の人権
認知症の人の人権を守る 認知症の人は、欲しいこと、して欲しくないこと、あるいは望みや期待を自分から的確に伝えることができません。身体拘束をされても抵抗できません。虐待を受けて財産や身体を守ることができません。 このように認知症の人は弱い立場に置かれ、とりわけ認

第7回【消毒・滅菌・洗浄編】滅菌物の保管期間と汚染度の関係
消毒・滅菌・洗浄は器材を使用する上で欠かせません。 それぞれの目的と役割、取り扱い方法を知っておきましょう。 Q. 滅菌物は保管期間が長いほど汚染される可能性が高いって本当? ※A. NO 滅菌物が汚染されないように正しい保管管理を ※開封

第6回【個人防護具】マスクと手袋、こんなときどうする?
個人防護具の中でも使用頻度の高い、マスクと手袋。 特にマスクは、状況に応じて使い分けが必要です。今回は、臨床でありそうな状況をクイズにしました。 Q. 空気感染疾患(疑い)の患者さんに着用してもらうマスクで誤っているのは、次のうちどれ? 1. N95微

第1回 エンゼルケアの基本①エンゼルケアとメイクの定義
患者さんがご臨終を迎え、本人の人格やその尊厳を失わないよう、ご遺体がケアする人の手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。 「エンゼルケア」「エンゼルメイク」という言葉はしばしば混同されますが、

ジギタリス中毒、脚ブロックで見られる特徴的な波形
今回は、疾患以外で見られる特徴的な波形、ジギタリス効果で見られる波形と脚ブロックで見られる波形について解説します。 ジギタリス効果(ジゴキシン) 心筋の収縮力を高め(陽性変力作用)、徐脈を生じさせるため(陰性変時作用)、主に心不全及び頻脈性不整脈に対して用いら

第16回 周囲の人の協力を利用した認知症ケア
▼認知症の看護・ケアの記事をまとめて読むならコチラ 認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント 周囲の人の理解と協力を得る 在宅介護では、認知症の人の介護は家族の特定の人に強いられていることが多いです。高齢者夫婦世帯

第5回【個人防護具】着脱の正しい手順
自分を守るためにも、媒介とならないためにも必要な防護具。 適切に使用するためにも、正しい着脱の順序を知っておきましょう。 Q. 個人防具の正しい着脱の順序はそれぞれどちらですか [着けるとき] 1 手指衛生→ガウン→マスク→ゴーグル・フェイスシール

第15回 認知症患者の身体状態を把握し、安全を守る
▼認知症の看護・ケアの記事をまとめて読むならコチラ 認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント 身体状態を把握する 認知症の人は、怪我したり病気になっても的確に自分の状態を周囲の人に伝えることが出来にくくなっています

【第17回日本褥瘡学会Close UP! 】②退院時関係者カンファレンスと4者共同指導加算
平成27年 8月28日(金)・29日(土)に仙台国際センターにて第17回日本褥瘡学会学術集会が開催されました。本大会では館 正弘先生(東北大学大学院医学系研究科形成外科教授)が大会長を務め、『先進的褥瘡研究の推進』をテーマに、初学者向けのスキルアップセミナーから褥瘡栄養学