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「ニュース」の記事一覧
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[健康] 高齢社会白書、認知症が30年に500万人超え
政府が10日に閣議決定した2025年版「高齢社会白書」によると、認知症の高齢者数は22年に443.2万人、軽度認知障害(MCI)は558.5万人と推計。30年に認知症が500万人の大台を超える523.1万人、MCIは593.1万人と予測した。40年には認知症584.2万人、MC
2025/6/18
[感染症] 流行性耳下腺炎など、過去5年間と比較し「かなり多い」
国立感染症研究所は13日、「感染症週報 第22週(5月26日-6月1日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/0.44(前週0.53)/2週連続で減少▽新型コロナウイルス感染症/0.84(0.84)/前週から横ばい▽RSウイ
2025/6/17
[診療報酬] 物価高騰分を報酬改定で「補填できず」95.4% 保団連調べ
全国保険医団体連合会(保団連)は12日、全国の病院や有床診療所674施設の95.4%が光熱費・材料費などの物価高騰分を2024年度の診療報酬改定で補填できていないとする調査結果を公表した。また、92.9%が人件費を24年度改定で補填できていないことも明らかになった。保団連が同日
2025/6/17
[介護] 認知症の徘徊感知機器、居宅外通信も保険給付対象へ 厚労省
厚生労働省は11日、貸与の福祉用具のうち居宅内だけでなく居宅外との通信機能を備えた認知症老人徘徊感知機器についても介護保険の給付対象とするなどの取り扱いを示す通知の改正案を「介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会」に示した。 現行では、認知症のある高齢者が屋外に出ようとした際に家
2025/6/17
[医療提供体制] 特定機能病院の医療安全管理責任者、業務見直しへ 厚労省
厚生労働省は、高度な医療を提供する特定機能病院の医療安全管理責任者(副院長)に求められる役割として医療安全の観点から管理者(院長)の業務への助言や補佐を行うことなどを明確化する。医療安全に必要な人員配置や予算確保に関する業務も含める。同省は、10日に開催された「特定機能病院及び
2025/6/17
[介護] 25年版「高齢社会白書」を閣議決定 政府
政府は10日、2025年版「高齢社会白書」を閣議決定した。福祉の現状については、要介護者が増加を続ける中で、23年度に介護職員の数が介護保険制度創設後で初めて前年度割れしたことなどを紹介。 白書によると、介護保険制度が創設された2000年度に54.9万人だった介護職員数は増加を
2025/6/17
[健康] 中高齢者の気分障害は認知症の前触れも 量子研などのグループ
量子科学技術研究開発機構の量子医科学研究所脳機能イメージング研究センターの黒瀬心協力研究員を中心とした研究グループは9日、中高齢者が発症する気分障害にタウタンパク質の脳内沈着が関連していることを明らかにしたと発表した。タウタンパク質は認知症の原因物質の1つとされており、認知症の
2025/6/17
[感染症] 全国報告数3,544人、前週から317人増 新型コロナ
厚生労働省は13日、2025年第23週(6月2日-6月8日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は3,544人で前週から317人の増加となった。詳細は以下の通り。●定点報告▽定点当たり(全国):0.92▽報告数(全国):3,544人▽都道府県別の報告数
2025/6/16
[診療報酬] 入院基本料「大幅引き上げを」、公私病連が決議
全国公私病院連盟は11日、現在の診療報酬の水準では病院の継続的な運営すら危ぶまれるとして、入院基本料の大幅な引き上げを求める決議を採択した。邉見公雄会長はこの日の記者会見で「病院を取り巻く環境は非常に悪い。次の改定まで持つかどうか分からない病院もたくさんあると思う」と述べ、ほか
2025/6/16
[医療提供体制] 特定機能病院、報告すべき重大事象を明確化へ 厚労省
厚生労働省は10日に開催された「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」で、高度な医療を提供する特定機能病院が院内の医療安全管理部門に報告すべき重大事象の具体案を示した。患者への影響度が大きく確実に回避する手段が普及している「A類型」の事象として、侵襲的手技での
2025/6/16
[医療提供体制] 総合病院の精神科が担う役割の整理や環境整備が必要
「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」が9日に開催され、参考人として参加した田中裕記氏(国立病院機構九州医療センター精神神経科)は、血液透析が必要な慢性腎臓病(CKD)など精神科病院では対応が難しい身体合併症に関する実態把握を行うよう求めた。精神疾患がある患者の高齢
2025/6/16
糖尿病と高血圧の併発が命を脅かす
米国では2型糖尿病と高血圧を併発している患者が過去20年間で倍増し、そのような患者は全死亡リスクが約2.5倍、心血管死のリスクは約3倍に上ることが明らかになった。これは米コロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院のNour Makarem氏らの研究の結果であり、詳細は「Diab
2025/6/16
[健康] 働く更年期女性、SMI中等症以上が4割 内閣府
内閣府が公表した調査結果によると、対象となった45-56歳の働く女性2,731人のうち、簡略更年期指数(SMI)が26点以上の中等症以上の人が4割を占めた。市販薬を含む更年期症状に対する医薬品などの使用割合は19.4%だった。 調査は民間インターネット調査会社にパネルとして登録
2025/6/16
医師の宿直、ICT活用で「兼務」が可能になるよう検討を――規制改革推進会議が答申
医師の宿直、ICT活用で「兼務」が可能になるよう検討を――規制改革推進会議が答申 政府の規制改革推進会議は5月28日にまとめた答申で、オンライン対応を想定した「地域の病院機能の維持に資する医師の宿直体制の見直し」を打ち出した。答申の内容は、6月中に政府が閣議決定する予
2025/6/15
高齢者の夜間頻尿、改善のカギは就寝時間か
夜間頻尿は特に高齢者を悩ませる症状の一つであり、睡眠の妨げとなるなど生活の質(QOL)に悪影響を及ぼすことがある。今回、適切な時刻に規則正しく就寝する生活を送ることで、高齢者の夜間頻尿が改善する可能性があるとする研究結果が報告された。研究は、福井大学医学部付属病院泌尿器科の
2025/6/14