「注目ピックアップ」の記事一覧
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第6回 輸液剤の使い分け
輸液剤の使い分け 今回のタイトルは『輸液剤の使い分け』としました。 しかし、『これって、ナースにとってそれほど必要な知識なの?』と思われる方もおられるのではないでしょうか。 確かに、輸液を処方するのはドクターです。ナースではありません。 だから・・・? しかし、輸液を輸
第5回 人工呼吸管理中の合併症
今回は、人工換気中に考慮しなければならない合併症について解説いたします Q. 人工呼吸管理中の合併症にはどんなものがありますか? A. 人工呼吸管理中に起こる合併症には、陽圧換気や高濃度酸素の投与によるもの、換気のための気道確保の方法である人工気道(気管チューブ、
第5回 体位変換&ポジショニング
▼体位変換・ポジショニングについて、まとめて読むならコチラ 体位変換とポジショニング 体位変換について 第5回は、体位変換について考えます。 私たち健康な人は、寝ているときに痺れや痛みを感じて無意識に寝返りをうち、体の向きを変えています。しかし、褥瘡発
第3回 新型インフルエンザ第2波に備えて
はじめに 新型インフルエンザH1N1型が発生し、水際封じ込め対策としての空港検疫や学校閉鎖等と大騒ぎとなりましたが、取り敢えず沈静化し、弱毒性とわかると日本はあっという間に「いつも通り」に戻ってしまいました。 しかしながら、新型インフルエンザは決して終息したわけではな
第5回 輸液ラインにフィルターは必要?
輸液ラインのフィルター 今回は、輸液や栄養のことに興味がある方なら、『興味をもって』読んでいただける内容だと思います。 そう、中心静脈カテーテルの管理上、問題となっている『輸液ラインにフィルターは必要なのか?』という内容ですからね。 しかし、私の中ではずっと以前より結論
第4回 カプノメータとは?呼吸管理中に必要な生体情報モニタ
カプノメータとは 今回は、呼吸管理中に必要な生体情報モニタ、カプノメータについて解説いたします。 Q. カプノメータは何をする器械ですか? A. 気管チューブと人工呼吸器回路の間にサンプリングアダプタやセンサ(もしくは鼻や口元にサンプリングチューブ)を装着して、吸気
第4回 『DESIGN』を褥瘡治療に活用する
褥瘡治療の前に褥瘡発生の原因を発見し取り除く 第4回目の今回は、前回ご紹介しました褥瘡の創評価ツール『DESIGN』を褥瘡治療に活用する方法を、『褥瘡予防管理ガイドライン(日本褥瘡学会発行)』をもとにお話ししたいと思います。 褥瘡が出来てしまうと、どうしても局所に
第3回 口を開けてくれない患者さんへの口腔ケア
なぜ患者さんは口を開けてくれないのでしょうか 看護師さんが臨床で口腔ケアを行う際、一番の障害ともいえるのが、患者さんの「開口障害」「開口拒否」です。口を開けてくれないといった困った状況は、あなたにも経験があるのでは? それでは一体、なぜ患者さんは口を開けてくれないのでし
第4回 【点滴】輸液ラインの中に気泡を見つけたらどうする?
輸液ラインに気泡が入ったらどうなる? 4月になり、桜の花も散り・・・と思っていたら、あっという間に初夏になっております。病棟には新人ナースが配属され、なんとなく若返っている?そんな雰囲気になっております。そう、『若返っている』なんていう表現をすると、先輩ナース達に叱られそう
第3回 輸液量と投与速度の決定
輸液の投与量・投与速度 カテーテルは挿入できた。輸液ラインについても勉強した。それでは、次に勉強すべき内容は「どんな輸液を選択するか」、ということになりますが、『それはさておき』、輸液の投与量、投与速度をどうやって決定するか、というテーマを第3回として取り上げます。
第3回 褥瘡の状態を評価する 褥瘡の評価表DESIGN-Rについて
褥瘡の状態評価の重要性 褥瘡をケアする際に、創の状態はどのように評価されていますか? 褥瘡の治療にあたっては、創の状態を知り、どのように取り組んでいくのかを知ることが重要です。しかし、ケアにかかわるメンバーが共通の視点で創の状態を判定しないと、同じ褥瘡に関わっているに
第2回 新型インフルエンザ・パンデミックに備えて その2
新型インフルエンザの感染対策 個人防護具PPE (Personal Protective Equipment) たとえワクチンや抗ウィルス薬を十分に準備することが可能でもその効果が確実でないことから、必須の対策は、手洗いと個人防護であると言えます。特に事前の準
第2回 チューブトラブル低減のためのテープ標準化(ドレーン固定方法)
▼ドレーン(ドレナージ)について、まとめて読むならコチラ ドレーンとは|ドレーンの種類と管理 チューブトラブル低減のための取組み チューブ・カテーテル類のトラブルはインシデント報告の中でも多くを占めています。 そこで、今回は福岡県北九州市の産業医科大学
第3回 呼吸管理中に必要な生体情報モニタ パルスオキシメータ
▼サチュレーション(SpO2)について、まとめて読むならコチラ サチュレーション(SpO2)とは?基準値・意味は?低下の原因と対応 パルスオキシメータとは 今回は、呼吸管理中に必要な生体情報モニタ、パルスオキシメータについて解説いたします。 Q. パルス
第2回 closed systemについて
第1回の『カテーテルの分類』はいかがでしたか? 知識としては必要ではあっても、カテーテルを選択するのはドクターですから、あまり興味のわかない内容であったかとも思います。 しかし、今回の内容は、ナースとして絶対に知っておきたい内容ですし、実際にその理解が現場で生かされる内