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精神看護

精神看護関連の記事の一覧です。

精神領域の看護は、急性期・回復期・慢性期に分けて考えることが一般的となっており、それぞれの状況に適した看護を提供することが必要です。また、入院期間を短縮し、地域で生活できるよう支援することが求められます。患者さんが安心して地域生活を送るためには「地域での継続医療・看護」が重要視されます。また、一般病棟であってもせん妄の対応など、精神看護を必要とするケースも多く、一般病棟に入院する患者さんの精神状態を把握し、専門的な医療が必要な患者さんを早期に発見し、必要な人や場所に繋ぐというリエゾン精神看護も広がっています。

精神看護 記事カテゴリ

「精神看護」の記事一覧

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日本精神神経学会ってどんな学会?|公益社団法人 日本精神神経学会2019年度プレスセミナー

2019年6月7日に東京・KDDIホール、「日本精神神経学会2019年度プレスセミナー」が開催されました。今年で創設116年を迎え、日本の精神医学・医療を牽引してきた日本精神神経学会は、毎年、日本各地で学術総会を開催しています。今年は第115回目を迎え、6月20日から22

2019/9/30

精神看護学実習から患者ケアの手掛かりを探ろう

看護実習経験にある臨床ケアのヒント 日本では、社会生活の中で精神障がいをもつ人と触れ合うことは、大変まれです。そのため、そういう相手とどのようにかかわればよいか、経験が乏しく、具体的に想像することも難しく、戸惑うときもあるでしょう。しかし看護師であれば、カリキュラム

2018/7/14

精神科病棟における下剤に頼りすぎない排便コントロールの試み【PR】

目的  小曽根病院は557病床を有する精神科病院です。新館4階病棟は、精神科一般病棟で、患者数は55名。平均年齢は70歳代と高齢化が進み、長期臥床の人が約半数を占めています。  精神科病棟では、抗精神病薬の副作用や長期臥床での運動量の低下などによる便秘が切実な

2018/7/9

リエゾン精神看護について知っておこうー身体疾患の看護に精神看護をうまく取り入れよう

身体疾患の看護に密接にかかわる精神看護とは  身体疾患で入院してきた患者さんで、精神的な不調が問題になるケースは意外に多くあります。基礎教育では身体疾患と精神疾患は別々に学習することが多く、実際の現場では違いを感じることもあるしょう。精神科看護の知識を身体疾患の看護

2018/5/24

精神疾患の患者さんの家族を理解しよう

精神科看護における家族理解  看護ケアを実践するとき、家族を含めた支援を考えることはとても重要です。患者さんにとって家族の存在は大きく、日々の実践の中で重要性を感じることができるでしょう。今回は、精神科患者さんの家族ケアに必要な視点を整理します。  まずは、臨床的

2018/4/21

精神科患者さんに多い身体合併症を知っておこう!

精神科疾患の患者さんの身体疾患の特徴  近年、精神疾患をもつ患者さんの身体的な健康問題に注目が集まっています。精神科患者さんは、一般の人口にくらべて10年から20年程度寿命が短いという調査もあり、原因の究明や対策について議論が始まっています。  精神科患者さん

2018/3/29

[周産期]精神科病棟・外来以外での精神科患者さんへの対応②

精神疾患をもつ人の妊娠・出産の動向  全国の分娩施設で分娩をした妊産婦のうち、メンタルヘルス介入を要した妊婦は全体の4.0%にあたり、そのうち29.6%が精神疾患と診断され、17.8%は薬物投与を受け、25.4%は精神疾患の既往があったという報告1)があります。一方

2018/3/12

[救急病棟および救急外来]精神科病棟・外来以外での精神科患者さんへの対応❶

救急での対応  救急の現場では、精神科患者さんへの対応が求められる場面が多くみられます。皆さんご存知のように、救急といっても生命にかかわるケースだけではなく、診断のための検査が必要という場合や、生命にはかかわらないものの治療が急がれる場合などがあります。そのため、身

2018/1/30

[錯乱・興奮]精神科患者さんにみられる症状を学ぼう❹

錯乱状態とは  錯乱状態は、意識混濁、精神運動興奮、幻覚、その他に伴う複雑な意識障害の総称で、せん妄状態やもうろう状態も含まれます。  急性一過性精神病、急性器質性精神症候群、てんかん、ヒステリー、躁病などにみられます。 具体的な特徴例 行動にまとまりがない  

2017/12/23

[幻覚・妄想]精神科患者さんにみられる症状を学ぼう❸

幻覚とは  知覚とは、感覚器の刺激から外界や自分を知ることで、見る、聞くなどのほか、においや手ざわりなどがあります。そして、感覚器が刺激を受けていないのに知覚を生じることを「幻覚」といいます。主に表のような幻覚が現れます。一方で、もう1つの知覚の変化として「錯覚」があり

2017/11/22

[こだわりが強い]精神科患者さんにみられる症状を学ぼう❷

「こだわり」のとらえかた  精神疾患をもつ患者さんの中で、「こだわり」が強い人については、どのように理解をすればよいのでしょうか? 「こだわり」が強い患者さんの場合には、そのような言動をとる背景に何らかの理由があります。その理由として多いのは「不安を回避するため」とい

2017/10/25

[不安が強い]精神科患者さんにみられる症状を学ぼう❶

具体的な症状の把握とその対応を! 不安のとらえかた  不安は「未知の、内面的で漠然とした、あるいは葛藤的な脅威に対する反応」とされます。ですから不安は、自然災害やごく日常のありふれた生活の中でも経験されるもので、軽度の不安は誰もが経験する反応です。しかしうつ病など精神

2017/9/20

精神科の疾患と治療を知っておこう(統合失調症・うつ病)

精神科医療での基本疾患の理解を深めよう! 精神科疾患の患者さんは増えている 精神疾患を持つ人は2014年の調査では39万人を超えています。疾患は多い順にうつ病、統合失調症、不安障害となります。入院患者さんにおいては、統合失調症が最も多くを占めています。今回は、代表的な

2017/8/20

精神科看護にはこんな役割がある

まずは精神科医療における看護の役割を学ぼう! 変化している精神科看護 精神科看護は、これまで入院看護を中心に看護機能と役割を発展させてきました。その背景には、精神科医療自体が入院医療を中心に展開されてきたことが大きく影響をしています。 ところが近年では、精神

2017/7/20

抗精神病薬の適用外使用について知っておこう

抗認知症薬の機序と特性の理解が必要 特に一般病棟の場合、認知症治療薬は「入院患者さんの持参薬」であることが少なくないでしょう。皆さんは認知症の治療薬について、どのぐらい理解していますか。 現在、抗認知症薬(アルツハイマー型)には、1 ドネペジル(アリセプト®、

2016/8/21

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心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と

心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...

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SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...

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【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について

血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...

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人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ

みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...

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陰部洗浄の目的・手順・観察項目〜根拠がわかる看護技術

*2020年4月16日改訂 関連記事 * おむつ交換のたびに陰部洗浄は必要? * 膀胱留置カテーテル 陰部洗浄・挿入・固定のコツ * 在宅療養におけるオムツ使用と陰部洗浄について知...

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サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下

*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...

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アプガースコア(アプガー指数)

【関連記事】 ●新生児仮死における低酸素虚血性脳症の重症度分類|Sarnat分類 ●小児救急におけるトリアージと適切なアセスメント ●第1回 無痛分娩の麻酔の適応、方法、禁忌、外来での説...

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看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイン

ここでは一般的な看護記録を解説しています。また、看護診断名にNANDA-I看護診断を使用しています。実際の記録は院内の記録規定に従いましょう。 【関連記事】 *看護計画の「観察項目...

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転倒転落リスクに対する看護計画|高齢で転倒の恐れがある患

高齢の転倒転落リスクに関する看護計画 加齢に伴い筋力や平衡感覚などの身体機能が低下することに加えて、疾患やそれに対する治療、使用する薬剤の副作用、入院環境などさまざまな要因で転倒や転落しやすくな...

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バイタルサインとは|目的と測定の仕方、基準値について

*2019年3月13日改訂 *2020年4月15日改訂 *2022年4月28日改訂 バイタルサインとは  バイタルサインとは「生命徴候」のことで、「脈拍」「呼吸」「体温」「血圧」「...

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