記事一覧
15件/3948件

嘔吐・下痢のメカニズムとケアのポイント
IN/OUTバランスが崩れると、さまざまな症候があらわれ、何らかの治療が必要になってきます。 IN/OUTバランスと関係の深い病態である嘔吐・下痢への理解を深め、的確なケアに結びつけましょう。 嘔吐・下痢の主な原因疾患 嘔吐を来す主な疾患

Q.脳血管障害の場合は どんな影響があるの?
A. 複数の障害が乗じて、さまざまな摂食・嚥下障害が現れます 脳血管障害によって意識や認知機能の低下が生じると、嚥下反射のタイミングが合わずに誤嚥を起こす、食べ方や食物を認識できない、口が開けられない、咀嚼ができない、食塊の送り込みができないなどの摂食・嚥下障害が起

第2回 投与方法と薬物血中濃度の関係
薬が体内でどのように作用し、どのように変化するのか、その基本を知ることで、患者さんの状態観察や服薬支援を効果的に行うことができます。まずは、薬の基礎知識のおさらいから始めましょう。 薬の効果を左右する「3つの領域」 「血中濃度」とは、ある成分が血液中に

脱水(高張性・低張性・等張性)の原因と検査・治療・ケアのポイント
IN/OUTバランスが崩れると、さまざまな症候があらわれ、何らかの検査・治療が必要になってきます。 IN/OUTバランスと関係の深い病態である脱水への理解を深め、的確なケアに結びつけましょう。 【関連記事】 ● 【高齢者の脱水・食欲不振】アセスメントと予防・

【摂食・嚥下障害】アセスメントの3つのポイント
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下のアセスメント方法を紹介します。今回は「摂食・嚥下障害」です。 1 日々のケアの中でも嚥下機能を観察する 摂食・嚥下障害は、高齢者に起こりがちです。日頃から注意す

第1回 浮腫とアルブミン
さまざまな病態によって現れ、褥瘡の発生や悪化の原因ともなりうる浮腫。日常の看護でも、最も頻繁に出合う症候のひとつではないでしょうか。 一口に「浮腫」といっても、その原因は多岐にわたり、臨床的にも急を要するものから経過を見てよいものまで、その意義はさまざまです。 仮に「

加齢が摂食・嚥下にもたらす「4つの悪影響」
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 影響1 嚥下筋の筋力が低下する →嚥下障害(むせ・誤嚥)/誤嚥性肺炎 嚥下では、口腔期、咽頭期、

浮腫のメカニズムと看護ケアのポイント
IN/OUTバランスが崩れると、さまざまな症候があらわれ、何らかの治療が必要になってきます。 IN/OUTバランスと関係の深い病態である浮腫への理解を深め、的確なケアに結びつけましょう。 ▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズ

【高齢患者とのコミュニケーション】ケア&対応の6つのワザ
▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー ワザ1 話のつじつまが合わなくても追求しない 認知症患者さんの話のつじつまが合わない場合でも、「~でつらいの」と言ったのであれば、「つ

循環器アセスメント―手順と触診・聴診の部位と評価
アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 循環器のフィジカルアセス

高齢患者さんと接する上で、大事なことは何ですか?
【関連記事】 * 【高齢患者とのコミュニケーション】ケア&対応の6つのワザ ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー 高齢患者さんと接する上で、大事なことは何ですか? 「老人だから」という先入

水分のIN(代謝水など)とOUT(発汗など)のキホンを押さえよう!
患者さんの状態把握を的確に行うためには、水分のIN/OUTを理解しているかどうかがカギになります。まずは、IN/OUTの基本となる「水・電解質」についてみていきましょう。 水分代謝とIN/OUTの基本量 人体における水分のINは、一般的に食事や飲水、代謝水です。

電解質の働きを確認しよう!
主な電解質の役割患者さんの状態把握を的確に行うためには、水分のIN/OUTを理解しているかどうかがカギになります。まずは、IN/OUTの基本となる「水・電解質」についてみていきましょう。 恒常性を維持する電解質 体液はどのように働いて人体を維持しているのでしょうか

術前のオリエンテーションの目的・実施内容
▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 1. 術前のオリエンテーションの実施目的 全身麻酔での手術を予定している患者さんを対象に、おもに療養経過や手術に関する情報を提供するオリエンテーシ

Q.針が静脈に入った証しとなる現象は?
メルマガ限定で配信中の大人気コンテンツ「クイズマラソン」。その中でも、特に解答者が多かった問題を公開! 今回は注射についてです。 Q.静脈注射をするとき、針が静脈に入った証しとなる現象は次のうちどれ? [1]逆血がない [2]鮮やかな逆血がある