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【コミュニケーション障害】アセスメントの4つのポイント
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下のアセスメント方法を紹介します。今回は「コミュニケーション障害」です。 1 聴力や視力など、感覚機能の低下の度合いを把握する まずは入院時の情報収集で、患者さん本人や家族から

体液についておさらいしよう!
患者さんの状態把握を的確に行うためには、水分のIN/OUTを理解しているかどうかがカギになります。まずは、IN/OUTの基本となる「水・電解質」についてみていきましょう。 体液の役割は溶媒・運搬・体温調節 水は生命の維持に欠かせない、人体の最大の構成要素です。人体

第9回 「間質性肺疾患」をマスターしよう
間質性肺疾患は、抗がん剤をはじめとする広範な医薬品で起こり得る副作用です。スチバーガ®でも頻度は高くありませんが起こることがあり、重篤化すると生命を脅かす可能性もあるため注意が必要です。第9回では間質性肺疾患の症状や対応について学びましょう。 間質性肺疾患とは、

加齢がコミュニケーションにもたらす「4つの悪影響」
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 影響1 聴覚機能が低下する →蝸牛内の基底膜の硬化/感覚細胞の減少・変性 聴力は、一般に40歳前後から高音域の聴

ナース専科2014年8月号『IN/OUTバランス』
書誌情報 発売 2014年7月11日 版型 A4変形判 ページ数 120 定価 907円+税 水・電解質を理解すれば看護が変わる! 今月の特集は『IN/OUTバランス わかるとこんなに

第1回 薬物の体内動態を理解しよう
薬が体内でどのように作用し、どのように変化するのか、その基本を知ることで、患者さんの状態観察や服薬支援を効果的に行うことができます。まずは、薬の基礎知識のおさらいから始めましょう。 薬物は4つの過程を経て体内をめぐる 薬物は体内に入ってから、「吸収(Absorpt

実在する!?「注射が上手い」と絶賛される新人ナース
患者は満足していますか? 新人ナースの皆さんは採血やサーフロー挿入に慣れてきましたか? 血管に針が入った「プチッ!」という感覚があると、心の中でガッツポーズしてしまう人も多いはず。 その後、真空管に採血したり、サーフローと点滴をつないで固定などの処置を続け、無事

「おむつの重ね付けが基本的にNG」な5つのワケ
「おむつの重ね付けが基本的にNG」のワケ 臨床では、テープおむつやパンツおむつなどの(アウター)中に尿取りパッドを入れて、尿取りパッドだけを取り換えるという方法を多く行っていますが、中には多く尿を吸収しようと何枚もの尿取りパッドを重ねて使用しているケースがあります。

【虐待】医療者に求められる役割とは?
今回は子どもの虐待について、解説します。 生活の中に広く存在する虐待 近年度々報道される子どもへの虐待のニュースを耳にして、心を痛めている方は多いでしょう。 しかし、すべての虐待から見れば、それらはほんの一部にすぎません。 虐待とは、家庭のような密室環境の中で

第14回 みね子、もっと勉強しておけばよかったと思うこと、の巻
日勤が終わり、勉強会をしているSAKURAとスガオ。そこへ、同じく日勤が終わったみね子が通りかかり…。 お疲れさまでーす。お先に失礼します。 くまみー、いいところに通りかかったわね! 絶対、呼び止められると思いましたよ。今日はなんですか? 仕事

呼吸器アセスメント―触診・打診の部位、聴診時の音
▼酸素療法についてまとめて読むならコチラ 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護 アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行って

第4回 どうする? 吸引後にSpO2が上がらない患者さん(その2)
今回は、みなさんがどうアセスメントしたのか、コメントを見ていきましょう。ナース専科マガジン7月号では公開しきれなかったコメントを掲載していきます。 前回記事はこちら どうする? 吸引後にSpO2が上がらない患者さん(その1) 事例 重症心身障害者の患者さんで、

認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下のアセスメント方法を紹介します。今回は「認知症・認知機能障害」です。 (2017年7月4日改訂) 認知症・認知機能障害の基礎知識 主な原因疾患は? 認知症の原因疾患に

「おたんこナース」原案者・小林光恵さんが描く「看護あるある」が電子書籍に!
元看護師で「おたんこナース」の原案者:小林光恵さんの新著「そんな日もある ~ほのぼのナースたちの日常~」が、電子書籍でリリースされました! 「そんな日もあるさ」と、明日をむかえる前にクスっと笑って次にすすめる、そんな4コママンガ全52作品が収録されています。 作品紹介

第6回 予防から回復までのリハビリテーションの流れ
がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 各段階のリハビリの特徴 がんのリハビリは、病期と治療によって4段階の流れがあり、目的も異なってきま