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第3回 摂食嚥下障害の検査-嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 摂食嚥下障害の検査にはどんなものがある? 臨床でスタンダードに用いられている摂食嚥下機能の検査に

第18回 せん妄に対するチームアプローチ-岡山大学病院せん妄対策チームの取り組み-【実践編2】
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解

第1回 「特定行為に係る看護師の研修制度」って何ですか?
平成27年10月1日に特定行為研修制度がはじまりました! 特定行為研修制度は、これからの超高齢化社会に向けて、チーム医療のキーパーソンとなる看護師を育成するために創設されました。制度については、厚生労働省のHPに詳細な情報が載せられていますが、制度の話だけで

ナース専科2016年2月号『よくわかる! 気管切開の大事なところ!』
書誌情報 発売 2016年1月12日 版型 A4変形判 ページ数 128 定価 907円+税 2月号の特集テーマは「気管切開」 気管切開の適応となるのはどんな病態の患

【看護師のマナー】第38回 アナムネーゼでは患者さんとの信頼関係を築きましょう
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「アナムネーゼでは患者さんとの信頼関係を築きましょう」についてお話します。 ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー 明るい笑顔で話し

最終回 人工呼吸器の患者さんが入院してきた
「もう10年以上人工呼吸器に触れていないからアラームが怖い」「アラームが鳴っても対応がわからなくて泣きそうになる」など、人工呼吸器のアラームにニガテ意識を持つ人が多いのでは?そこで今回は、人工呼吸器をアラーム対応についておさらいします。 アラーム=患者さんの

【看護師のマナー】第36回 ナースの禁句
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「ナースの禁句」についてお話します。 ナースの禁句 ナースには、仕事がら言ってはいけない言葉「禁句」があります。患者さんを傷つけたり、不安にさせてしまう言葉は、使わないように心がけましょう。 1.「ちょ

第2回 摂食嚥下障害の原因となる疾患
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 摂食嚥下障害の原因疾患とは? 摂食嚥下障害(嚥下障害)は「病名」ではありません。そう言われると違

第7回 喘息セミナーに参加してみた!
現場で活躍するナースに、より密着したテーマを掲げ、ときには実技も交えて行われるセミナー。普段なかなか接する機会のない他病院のナースと情報交換できる貴重な場でもあります。とはいえ、時間がなかったり、セミナーはレベルが高そうと躊躇してしまいがち。そこで今回は、すぐに実践に活か

第17回 興奮が強いせん妄患者への対応の具体例【実践編1】
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解

第8回 11月14日は世界COPD(慢性閉塞肺疾患)DAY!
「肺炎」「気管支喘息」とともに、臨床でよく出合う呼吸器疾患として挙げられる「COPD」。根本的な治療法がないため、早期発見と、適切な治療を続けて悪化を防ぐことが求められます。今回はCOPDの病態生理、注意したい症状、主な治療法をおさらいします。 世界中で増加

第4回 呼吸関連グッズを調査!
人工呼吸器やネブライザー、パルスオキシメーターといった医療機器のほかにも、呼吸に関連したグッズは意外と多いもの。そこで今回は、医療機器以外のグッズを中心にご紹介します。 ユニークなグッズが盛りだくさん 最近、布団の中に入ると目が冴えてしまって、寝付きが

グルタミンによる周術期合併症軽減の取組み―栄養素の域を超え、グルタミンの特性を利用して―②
周術期の合併症軽減を目的としたグルタミン強化療法は、そのエビデンスが確立されないままでした。しかし、我々はグルタミンの特性を知り、経口摂取でありながらも施行する周術期『グルタミン+BCAA療法』では、術後の合併症を減少させ、また化学療法による筋肉減少対策ともなる、安全で質

第21回 患者さんの「決める」を支える意思決定支援とは?
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自分か

第29回 神経・筋の興奮と膜電位
神経や筋などの「興奮性細胞」は、電気的な興奮によって情報を伝えます。臨床の場で、最も頻繁にその事実に触れる機会と言えば、おそらく心電図でしょう。 では、心電図のあの波形はいったい何を記録したものなのか、正確に説明できるでしょうか? そもそも「興奮が伝わる」とは、いっ