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フレイルの評価基準(J-CHS基準)
1. このスケールは何を判断するもの? 「Friedらのフレイルの評価基準(以下CHS基準)」は、高齢者のフレイルの程度を評価するためのスケールです。日本においては、CHS基準をより簡便にした「J-CHS基準」が作成されています。 フレイルとは、加齢によっ
【術前・術後ケア】患者中心の医療を調整する場面~乳がん患者へのケアより~
私の看護のエッセンス ●患者中心の医療とは、患者の意思決定のプロセスを支援し、患者を取り巻くさまざまな人がつながれるよう、その連携を図っていくことが、看護師の大きな役割となります。 ●患者の不安、日常生活での影響について一番身近な存在である看護師が情報
イライラ、モヤモヤから脱出!セルフコーチングの ススメ
「~すべき」はパワハラの種 急性期病院から転職してきた真面目な中堅看護師が「えっ?この病院ってまだ、この方法でやってるの!本当は〇〇すべきなのに」と思ったとします。このように考えていると、その業務を疑問なくこなしているスタッフに対しても、「本来、仕事って問題意
記事満足度調査|2019年4月7日〜4月13日
2019年4月7日〜4月13日までに公開した記事について聞きました。 今回の回答者は79人です。 この期間に公開された記事はこちら それぞれの記事について満足度 とても満足、やや満足、やや不満足、不満足、読んでいないの5段階に分けて、それぞれの記事を
第2回日本周麻酔期看護医学会 開催のお知らせ
周術期、麻酔領域の医療に興味のある方どなたでもご参加できるオープンな学会です。 開催日 2020年2月23日(日) 場所 聖路加国際大学 臨床学術センター (〒104-0044 東京都中央区明石町10番1号) テーマ 周麻酔期看護師と
アプガースコア(アプガー指数)
【関連記事】 ●新生児仮死における低酸素虚血性脳症の重症度分類|Sarnat分類 ●小児救急におけるトリアージと適切なアセスメント ●第1回 無痛分娩の麻酔の適応、方法、禁忌、外来での説明 1.このスケールは何を判断するもの? アプガースコアは、出
「第35回日本臨床栄養代謝学会学術集会」開催のお知らせ
2020年2月27日(木)~28日(金)、国立京都国際会館、グランドプリンスホテル京都、みやこめっせにて、第35回日本臨床栄養代謝学会学術集会(本学会は2020年より、一般社団法人日本静脈経腸栄養学会から一般社団法人日本臨床栄養代謝学会へと名称が変更)が開催されます。
不安・不眠への対応|症状別がんの緩和ケア
I.はじめに がん患者さんの緩和ケアで対応しなければならない症状は一つではなく、複合的に起こっている症状に対応しなければなりません。 今回は、不安と不眠の症状のある患者さんのケアについて解説します。 II.事例の概要 A氏38歳女性 乳がん、リンパ
聖路加国際病院での術後回診チーム(Acute Pain Service)
当院の術後回診チーム(APS;Acute Pain Service) 術後回診チーム(APS;Acute Pain Service)とは 当院では2016年よりAPSの活動を開始しました。APSのメンバーである麻酔科医師1名、周麻酔期看護師1名が主に術後1日
病棟師長の立場から― 中堅看護師の看護実践とキャリアへの期待
中堅看護師のみなさんに期待すること 中堅看護師といわれる年代は、施設によっても異なりますがおおよそ5~6年目の看護師をイメージします。当院においても、その年代が病棟の中心的役割を担い活躍してくれています。しかし、この年代は上からのプレッシャーと闘いながら、自分の今
【10】マインドコントロール(否定的ダブルバインド)│ハラスメント対処のポイント
パワハラの域を超えたマインドコントロール 逃げられない関係においては、人は相手の矛盾にたやすく洗脳されます。逃げられない関係とは、親や先生、恋人や親友といった簡単には否定したり関係性を切ることができない相手のことです。 筆者の母は、感情の起伏が激しく、あき
NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)
【関連記事】 ● 脳出血の治療と看護ケア 1.このスケールは何を判断するもの? NIHSSは「National Institutes of Health Stroke Scale」の略称で、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など脳卒中の神経学的重症度を評価す
9.相互作用で看護を高めあう人的技術方略と組織的な取り組み
さらなるスキルの獲得と組織的取り組みでQOL向上につなげる 前回の「8.看護に関するQOL向上のWIN-WINの法則の活用方法~トレーニングの実際~」では、時間の概念と個々の価値観の見直しを支援されるような教育風土において、業務のコツ以外に何が重要であるのかを看護
倦怠感への対応|症状別がんの緩和ケア
I.はじめに 倦怠感は、がん患者さんによくみられる症状の1つです。患者さんの状態をよくアセスメントし、どうかかわるとよいのかを考えましょう。 II.事例の概要 A氏:70歳代、男性、肝細胞がん、肺転移、ステージⅣ 妻は他界し、息子は他県に住んでいる
【9】アカデミックハラスメント(アカハラ)│ハラスメント対処のポイント
学生からの質問に誠意をもって答えないのもアカハラ 近年、よく話題に上るようになってきたアカデミックハラスメント(アカハラ)。2008年12月、早稲田大学のハラスメント相談に関する個人情報が、インターネット上に流出したことが明らかになりました。早稲田大学の発表によれ