最終回 ケースで考える率直な会話のための言葉かけ
- 公開日: 2012/5/23
がん患者さんへの言葉かけトレーニングもいよいよ仕上げです。最終回は、これまでのレクチャーを踏まえて、2つのケースについて考えてみましょう。あなたは患者さんにどんな言葉をかけますか?
Case1 転移を告げられた直後の患者さん。訪室したあなたが言葉をかけるとしたら?
【経過】
43歳女性のAさんは、2年前に乳がんで温存手術をした後、放射線と補助化学療法を受けていました。あるとき、腰痛・背部痛で外来を受診し、疼痛コントロールを目的に入院。検査をしてみると、腰椎に転移していることが判明しました。
【こんな場面で…】
Aさんとその夫に、主治医から腰椎に転移したことが告げられると、Aさんは夫が帰った後で、1人で沈んでいる様子が見られました。看護師たちの申し送りの場で、Aさんが転移についてどう感じているのかが問題になりました。
まずは、Aさんに話を聞いてみる必要があるとして、担当の看護師がAさんのところに行って話を聞くことになりました。
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参考になった
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参考にならなかった
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