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【連載】人工呼吸器 換気モードのキホン

【人工呼吸器】CPAPの特徴と設定項目

  • 公開日: 2013/11/29
  • 更新日: 2020/10/22

患者さんが楽に呼吸ができるようにサポートしていくことが看護師の重要な役割の一つ。そのためには、どんな呼吸をしているのかを把握しなければいけません。人工呼吸器装着下で患者さんの呼吸をどのように補助するのか、それを決めているのが換気モードの設定です。


サポートレベルごとに覚えるキホンのモード

換気モードの呼び名は、人工呼吸器の機種によって異なったり、分類の仕方によって解説書ごとに異なることもあるため、しばしば混乱を招きます。基本となるモードのガスの送り方を理解して、自分が使っている人工呼吸器のモードと対応させてみましょう。ここでは患者さんへのサポートレベルによって、4つの換気モードに分類して解説します(図)

サポートレベルによる換気モード

(図)サポートレベルによる換気モード

CPAP Continuous Positive Airway Pressure――持続的気道陽圧

「CPAP(シーパップ)」は、最も単純なサポートです。自発呼吸は十分にあるけれども、患者さんの酸素化が不十分なときに自発呼吸にPEEP(ピープ)をかけ、吸気の全過程で、気道内圧が陽圧になるように保ちます。人工呼吸器からの離脱(ウィーニング)直前にも使われます。

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なお、PEEPは肺胞の虚脱を予防するため、最近ではどのモードでも設定することが一般的になっています。

[特徴]

・自発換気モードにPEEP をかけ、呼吸の全過程で気道内圧が陽圧になるように保つ。自発呼吸は十分に保たれているが、酸素化が不十分な場合に用いる

[注意点]

・換気補助を行わないので換気障害のある患者さんには不適応

[基本設定項目]

・FIO2(%)
・PEEP(cmH2O)
・トリガー感度
・機種によっては定常流量

CPAP説明図

次回は、換気モードの種類と特徴[その2]について解説します。

『ナース専科マガジン2012年12月増刊号「一冊まるごと呼吸ケア」より転載』