【NPPVのトラブル対応】低換気(Low Min Vol.)のアラームが鳴ったら?
- 公開日: 2014/4/17
NPPVでは、低酸素血症はもとより、そのメカニズムや構造上、エアリークや スキントラブル、粘膜の乾燥、腹部膨満など、特有のトラブルが存在します。
ここでは、トラブルの原因と対応のコツ、ケアのポイントを紹介します。
Q5 低換気(Low Min Vol.)というアラームが鳴った!
A5 まずは患者さんの状態をチェックしましょう
どんなアラームでも、まずは患者さんの状態をチェックします。
アラームがなる原因には、機器自体のトラブル、患者さんの状態が変化したことによるもの、アラームの設定が患者さんに合わなかった場合などがあります。
また、どんなときにアラームが鳴るのかは、機種によって全く異なるため、それぞれの機種に応じて、アラームの意味と原因、対処の仕方を理解しておくことが大切です。
例えば、主に急性期に用いるBiPAP Visionでは、バイタルサインの変化に応じて鳴るアラームが備えられています。
また、分時換気量の変化で鳴るもの、マスクが外れても伏せた状態では鳴らないものなど、いろいろな種類があります。
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