点滴ルート内に空気が入っても慌てる必要がない理由
- 公開日: 2014/5/9
点滴ルートに空気が入っているのを発見して、慌ててしまう方は多いのではないでしょうか。
今回は「慌てる必要がない理由」と「空気の取り除き方」について紹介します。
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なぜ慌てる必要がないのか?
血管への空気の混入は、肺塞栓症を招くことがありますが、空気量が10mlまでであれば、リスクはないと言われています。
一般的な点滴ルート内に置き換えると、その長さは2m。普段使っている長さであれば、問題ありません。
しかし患者さんにとっては、気分のよいものではないので、見つけたら取り除きます。
空気の取り除き方
まず、点滴ルートをクランプします。
空気が上の方にある場合は、指ではじくようにして滴下筒まで押し出します
空気が三方活栓やポート近くにある場合は、シリンジで吸引します
(『ナース専科マガジン2014年5月号』より改変利用)
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