CRPが上昇していなければ、炎症は起きていない?
- 公開日: 2014/9/12
検査値の読み方を理解していれば、患者さんの状態と組み合わせることで、より早く的確にアセスメントできるでしょう。
看護師が注目すべき検査値を、医師の視点から解説します。
CRPが上がっていなければ、炎症はおきていない?
CRPは代表的な炎症マーカー。
感染症の場合は必ずチェックする検査値ですが、「CRPが上昇していないから、炎症は起きていない」と解釈してはいけません。
なぜならば、炎症発症後からCRPが上昇し始めるのは、数時間~半日だからです。
治療の経過を追うためにCRPをみるときは、常に半日前くらいの状態を反映していることを念頭に置いておきましょう。
(『ナース専科マガジン』2014年10月号から改変利用)
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