1. トップ
  2. 看護記事
  3. 症状から探す
  4. 炎症
  5. CRPが上昇していなければ、炎症は起きていない?

【連載】検査値の読み方

CRPが上昇していなければ、炎症は起きていない?

  • 公開日: 2014/9/12

検査値の読み方を理解していれば、患者さんの状態と組み合わせることで、より早く的確にアセスメントできるでしょう。
看護師が注目すべき検査値を、医師の視点から解説します。


CRPが上がっていなければ、炎症はおきていない?

CRPは代表的な炎症マーカー。
感染症の場合は必ずチェックする検査値ですが、「CRPが上昇していないから、炎症は起きていない」と解釈してはいけません。

なぜならば、炎症発症後からCRPが上昇し始めるのは、数時間~半日だからです。

治療の経過を追うためにCRPをみるときは、常に半日前くらいの状態を反映していることを念頭に置いておきましょう。

(『ナース専科マガジン』2014年10月号から改変利用)

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

骨折が生じた患者さんの看護計画

骨折が生じた患者さんに関する看護計画  骨折とは骨に対して何らかの力が加わり、骨としての構造や連続性が保たれていない状態をいいます。骨折は若年や高齢を問わず生じる可能性が考えられるので、今回は骨折が生じた患者さん対して看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-

2023/4/28