ブルガダ症候群とは? 原因・心電図(波形)の特徴
- 公開日: 2015/2/17
ブルガダ症候群について解説します。
【関連記事】
* 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント
* 疾患で特徴的な波形(QSパターンや異常Q波、冠性T波、STの変化)
ブルガダ症候群とは?
突然、心室細動を引き起こし、死に至ることもある疾患です。夜間に発作を起こすことが多いといわれています。
心筋細胞の遺伝的なイオンチャンネルの異常が原因とされており、家族に失神発作、突然死などのケースがないかをみることが重要です。失神や心室細動の既往歴をもつ場合、植込み型徐細動器(ICD)が必要となることがあります。
右脚ブロック、右側胸部誘導(V1~V3)の著しいST上昇などが心電図の所見として表れることが知られていますが(図)、個人差もあり特徴的な心電図が出るとは限りません。
参考になった
-
参考にならなかった
-